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J-GLOBAL ID：201702241834508893   整理番号：17A0633028

ヒト病原菌に対する酸化グラフェンの相反する効果

The graphene oxide contradictory effects against human pathogens

著者 (8件)： PALMIERI Valentina (Catholic Univ. Sacred Hearth, Rome, ITA) ,  PALMIERI Valentina (Inst. for Complex Systems, National Res. Council, Rome, ITA) ,  LAURIOLA Maria Carmela (Catholic Univ. Sacred Hearth, Rome, ITA) ,  CIASCA Gabriele (Catholic Univ. Sacred Hearth, Rome, ITA) ,  CONTI Claudio (Inst. for Complex Systems, National Res. Council, Rome, ITA) ,  DE SPIRITO Marco (Catholic Univ. Sacred Hearth, Rome, ITA) ,  PAPI Massimiliano (Catholic Univ. Sacred Hearth, Rome, ITA) ,  PAPI Massimiliano (Inst. for Complex Systems, National Res. Council, Rome, ITA)
資料名： Nanotechnology  (Nanotechnology)
巻： 28  号： 15  ページ： 152001,1-18  発行年： 2017年04月18日 
JST資料番号： W0108A  ISSN： 0957-4484  CODEN： NNOTER  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 抗生物質の耐性が問題となっている昨今,酸化グラフェン(GO)の効能が注目されつつある。しかし,このGO成分の細菌に対する利用法は未だ不十分である。この十年間,いくつかの研究グループがGOフレークと病原体間相互作用機構の解析研究を進めて来たが,相反する結果が報告されている。本総説では,溶液におけるGO抗菌活性の矛盾に焦点を当て,フレークサイズ,インキュベーション形式および時間など,結果を左右するパラメーターを要約し・解析した。GOが細菌と出会う-1)GO-細菌相互作用:「切る」,「包む」,および「捕らえる」/a)切る;b)包む;c)捕らえる,2)GO-介在効果/a)GOの抗生物質効果および細菌静止効果;b)GOの増殖増強,3)GO効能を左右する特性/a)細菌種および増殖相;b)汚染物質;c)GOサイズ;d)溶液におけるGOの分散性;e)GO濃度;f)暴露時間および溶液撹拌時間;g)大腸菌に対するGO作用,4)抗菌剤で機能性化したGO,5)GOの生体適合性,の項目ごとに順次解説した。

シソーラス用語： *グラフェン ,  酸化物 ,  抗細菌作用 ,  抗生物質 ,  大腸菌 ,  生体適合性 ,  *抗細菌薬 ,  薬物耐性
準シソーラス用語： *酸化グラフェン ,  *病原菌

分類 (2件)： 抗細菌薬の基礎研究  (GW17020S) ,  炭素とその化合物  (YB02060D)

タイトルに関連する用語 (3件)： ヒト ,  病原菌 ,  酸化グラフェン