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J-GLOBAL ID：201702241850665737   整理番号：17A0848311

コレステロール含有ヒドロキシプロピルセルロースの自己集合ナノゲル: ナノゲル構造材料に対する熱応答性構築単位

Self-Assembled Nanogels of Cholesterol-Bearing Hydroxypropyl Cellulose: A Thermoresponsive Building Block for Nanogel Tectonic Materials

著者 (8件)： TAHARA Yoshiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SAKIYAMA Mizuki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  TAKEDA Shigeo (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  NISHIMURA Tomoki (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  MUKAI Sada-atsu (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SAWADA Shin-ichi (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  SASAKI Yoshihiro (Kyoto Univ., Kyoto, JPN) ,  AKIYOSHI Kazunari (Kyoto Univ., Kyoto, JPN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 32  号： 47  ページ： 12283-12289  発行年： 2016年11月29日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 新規な構築単位として,ヒドロキシプロピルセルロース(HPC)系熱応答ナノゲルとその構造材料を開発した。コレステロールを結合したHPC(Ch-HPC)を合成し,これはPBS緩衝液および水溶液中で自己集合してCh-HPCナノゲルを形成した。セルロースのグルコース単位のヒドロキシル基置換度は0.7~1.9であった。Ch-HPCナノゲルは,遥かに低濃度(0.01~0.1mg/mL)であるが,HPCと同様の臨界溶解温度(LCST)挙動を示し,LCSTより高温では温度と共に粒径が増大し,未満の温度では縮小した。この体積変化は可逆的であるが,水中の場合はPBSと異なり,置換度0.7のみ明瞭であった。Ch-HPCナノゲルを架橋したNanoClikマクロゲルは,温度依存体積変化および疎水性/親水性変化を示した。

シソーラス用語： *ヒドロキシプロピルセルロース ,  *自己集合 ,  *ゲル ,  *構造材料 ,  *ナノ材料 ,  *熱応答 ,  刺激応答性高分子 ,  ブロック ,  緩衝液 ,  水溶液 ,  ヒドロキシ基 ,  置換率 ,  臨界溶解温度 ,  温度依存性 ,  濃度依存性 ,  *ステロイド ,  ロジウム錯体 ,  *構造相転移 ,  *ナノゲル ,  リン酸緩衝液 ,  熱応答性高分子 ,  LCST ,  ポリマゲル ,  ステロール ,  脂環式アルコール ,  芳香族縮合炭化水素
準シソーラス用語： ナノ構造材料 ,  ビルディングブロック ,  下限臨界溶解温度 ,  高分子ゲル

分類 (4件)： 多糖類  (CF10054P) ,  分子化合物  (CE02000C) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M) ,  相転移・臨界現象一般  (BL04010V)

物質索引 (2件)： コレステロール ,  ピレン

タイトルに関連する用語 (7件)： コレステロール ,  ヒドロキシプロピルセルロース ,  自己集合 ,  ナノゲル ,  構造材料 ,  熱応答性 ,  構築