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J-GLOBAL ID：201702241883057412   整理番号：17A0701984

ぎ酸銅をベースとした低次元モチーフをもつ3配位骨格:合成,構造および磁気的性質【Powered by NICT】

Three coordination frameworks with copper formate based low dimensional motifs: synthesis, structure and magnetic properties

著者 (3件)： Bovill Sally M. (Inorganic Chemistry Laboratory, Department of Chemistry, University of Oxford, Inorganic Chemistry Laboratory, South Parks Road, Oxford, OX1 3QR, UK) ,  Dixey Richard J. C. ,  Saines Paul J.
資料名： CrystEngComm  (CrystEngComm)
巻： 19  号： 13  ページ： 1831-1838  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2462A  ISSN： 1466-8033  CODEN： CRECF4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究では,Cuカチオンは一次元モチーフへのギ酸リンカーにより架橋されている三骨格の合成,結晶構造及び磁気的性質を報告した。これらの化合物の一つ,Cu_2(HCO_2)3(C_3N_2H_4)4(NO_3)はラダーモチーフを含むが,2Kまで常磁性のままである。これはそのCuカチオンのJahn-Teller軸の配向に起因するその鎖に沿った長い超交換経路のためであろう。対照的にCu(HCO_2)(NO_3)(NH_3)2及びCu(HCO_2)(ClO_4)(NH_3)2は,Jahn-Teller軸は鎖方向に垂直に配向しているCu(HCO_2)鎖を特徴とするこれらは12と7K以下で反強磁性秩序を示した。それらの磁化率は一次元鎖モデルに良く適合したが,それらの磁気的性質の更なる検査は顕著な鎖間磁気結合とスピン動力学の欠如を明らかにした。これは,これらの遷移は,長距離磁気秩序の出現に対応し,それらの磁気的挙動のより深い理解を得るために低次元モチーフを含む骨格の詳細な研究の重要性を強調していることを示唆した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 磁化率 ,  *磁気的性質 ,  磁気秩序 ,  結晶構造 ,  カチオン ,  常磁性 ,  一次元 ,  脂肪族カルボン酸
準シソーラス用語： 磁気的挙動 ,  スピンダイナミクス ,  磁気結合 ,  一次元鎖 ,  反強磁性秩序 ,  リンカ ,  *低次元 , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (2件)： 遷移金属元素(鉄族元素を除く)の錯体の結晶構造  (BK09030X) ,  その他の無機化合物の磁性  (BM06060P)

物質索引 (1件)： ギ酸

タイトルに関連する用語 (5件)： ぎ酸銅 ,  低次元 ,  モチーフ ,  骨格 ,  磁気的性質