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J-GLOBAL ID：201702241888819385   整理番号：17A0968733

りん酸欠乏はサンゴの白化を促進し,共生渦鞭毛藻類の超微細構造により反映される【Powered by NICT】

Phosphate deficiency promotes coral bleaching and is reflected by the ultrastructure of symbiotic dinoflagellates

著者 (6件)： Rosset Sabrina (University of Southampton, Ocean and Earth Sciences, Southampton, UK) ,  Wiedenmann Jorg (University of Southampton, Ocean and Earth Sciences, Southampton, UK) ,  Wiedenmann Jorg (University of Southampton, Institute for Life Sciences, Southampton, UK) ,  Reed Adam J. (University of Southampton, Ocean and Earth Sciences, Southampton, UK) ,  D’Angelo Cecilia (University of Southampton, Ocean and Earth Sciences, Southampton, UK) ,  D’Angelo Cecilia (University of Southampton, Institute for Life Sciences, Southampton, UK)
資料名： Marine Pollution Bulletin  (Marine Pollution Bulletin)
巻： 118  号： 1-2  ページ： 180-187  発行年： 2017年 
JST資料番号： E0557A  ISSN： 0025-326X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 溶存無機栄養素と礁環境の富化は,渦鞭毛藻(Symbiodiniumsp.)と共生しているサンゴの生存に対する大きな脅威と考えられている。しかし,共生に及ぼす直接の負の効果は必ずしも富栄養化自体が原因ではなく,りん(P)比に歪んだ窒素(N)に起因する可能性があることを藻類共生体のりん飢餓しないことを論じた。長期実験におけるサンゴを曝露された不均衡なN:P比およびりん酸塩の供給不足は,サンゴの藻類光合成と漂白の,サンゴバイオマスの損失によって示される,誤動作共生を激しく害されたことを見出した。対照的に,サンゴは共生生物の光合成への負の影響無しに高いリン酸塩濃度で窒素供給不足を許容し,窒素制限への良好な適応を示唆した。透過型電子顕微鏡分析は,超微細構造的バイオマーカーの特徴は共生藻類における栄養ストレスの分類のための多目的ツールであることを明らかにした。注目すべきことに,水における高いN:P比は尿酸結晶の蓄積により明確に同定した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 独立栄養 ,  漂白 ,  窒素 ,  *リン酸 ,  リン酸塩 ,  *渦鞭毛虫類 ,  光合成 ,  バイオマーカー ,  富栄養化
準シソーラス用語： 栄養ストレス ,  共生藻 ,  N/P比 ,  長期試験 ,  共生生物 ,  *超微細構造 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (6件)： サンゴ漂白 ,  渦鞭毛藻類 ,  富栄養化 ,  栄養制限 ,  富栄養化 ,  共生

分類 (2件)： 海洋汚濁  (SB02040B) ,  動物に対する影響  (EE05040R)

タイトルに関連する用語 (7件)： りん酸欠乏 ,  サンゴ ,  白化 ,  促進 ,  共生 ,  渦鞭毛藻類 ,  微細構造