抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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株式会社小玉は,伐採から地拵・植付までの一貫作業で,高性能林業機械と人員を効果的に組み合わせた結果,生産性が向上し,生産コストも縮減したことに加え,地拵え・植付けの作業効率向上による再造林コストの縮減等を図っている。本事業は,間伐推進コンクール車両系誘導伐等部門で優秀賞に選定され,本稿では,その事例を報告した。まず,事業の概要を説明した後,現行方式の改善に言及し,すべての機械と現場従業員をひとつの現場に投入することで,現在保有している機械・スタッフで造材作業能力の最大化を図っていると説明した。最後に,1)誘導伐(帯状皆伐)では,併行して地拵えと林地未利用材の集積もできた。2)コンテナ苗を導入することで,植付作業が可能な期間が長くなり,夏期の重労働である下刈の合間に植付けを行うことで,現場作業者の労働負担の軽減ができた,と述べた。