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J-GLOBAL ID：201702241916023215   整理番号：17A0702051

増強された可視光光触媒性能のためのrGOシートを用いたCu_2MoS_4中空ナノチューブの作製【Powered by NICT】

Fabrication of Cu₂MoS₄ hollow nanotubes with rGO sheets for enhanced visible light photocatalytic performance

著者 (5件)： Rameshbabu R. (SRM Research Institute, SRM University, Kattankulathur, Kanchipuram-603203, Tamil Nadu, India. [e-mail]) ,  Vinoth R. ,  Navaneethan M. ,  Hayakawa Y. ,  Neppolian B.
資料名： CrystEngComm  (CrystEngComm)
巻： 19  号： 18  ページ： 2475-2486  発行年： 2017年 
JST資料番号： W2462A  ISSN： 1466-8033  CODEN： CRECF4  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 三元Cu_2MoS_4中空ナノチューブを簡単な水熱法により還元グラフェン酸化物シート(rGOs)に導入した。Cu_2MoS_4/rGO光触媒の吸収端の青方偏移はCu_2MoS_4単独(rGOなし),rGOシートとCu_2MoS_4中空ナノチューブの間の界面接触の形成を確認したとの比較で観察された。Cu_2MoS_4/rGOのSEMとTEM両画像で,中空ナノチューブの形成とrGOの表面にCu_2MoS_4の均一な分布を明らかにした。触媒中に存在する元素の化学的酸化状態をXPSスペクトルによって確認した。rGO担持光触媒の光ルミネセンス(PL)強度の顕著な消光は,rGOシートと組み合わせた1次元Cu_2MoS_4中空ナノチューブ上の光生成電荷キャリアの一方向流れを示唆し,それによって電子-正孔対再結合を大きく抑制した。に加えて,時間分解PL研究を用いてCu_2MoS_4/rGOで観察されたより短い減衰時間(<τ>=2.5)は,rGOシートの存在下での電荷キャリアの効果的な分離を確認した。Cu_2MoS_4/rGOは,メチルオレンジ(MO)染料の分解のための可視光駆動光触媒として実証した。~99%の最大光触媒分解効率はrGO担持Cu_2MoS_4光触媒を用いたMO染料に向けて達成されたが,わずか57%の分解がCu_2MoS_4光触媒,すなわちの同一実験条件下でrGO支援しなかった。Cu_2MoS_4/rGOの光触媒性能の向上は,主にrGOシートの高い染料吸着と優れた電子特性に起因した。添加では,表面とrGOシートの端に関連した活性部位ははるかに凝集することなくrGO担体上Cu_2MoS_4中空ナノチューブの変性と均一な分散に有用かもしれない。MOの光触媒分解に及ぼす光触媒の量,染料濃度および初期pHのような種々のパラメータの影響についても検討した。さらに,触媒の安定性は光触媒活性の顕著な損失なしに五回の連続使用に対してCu_2MoS_4/rGO光触媒を再利用することによって試験した。Copyright 2017 Royal Society of Chemistry All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST【Powered by NICT】

シソーラス用語： 吸収端 ,  還元 ,  光ルミネセンス ,  青方偏移 ,  *可視光 ,  *銅 ,  *触媒活性 ,  *光触媒 ,  染料 ,  *ナノチューブ ,  水熱合成
準シソーラス用語： 光触媒活性 ,  光触媒分解 ,  電荷キャリア ,  酸化グラフェン , 【Automatic Indexing@JST】

分類 (1件)： 半導体薄膜  (BK14040E)

タイトルに関連する用語 (7件)： 増強 ,  可視光 ,  触媒性能 ,  RGO ,  中空 ,  ナノチューブ ,  作製