文献
J-GLOBAL ID:201702241924992690   整理番号:17A0626578

β-グルカンナノゲル中の架橋CpG--オリゴヌクレオチドによって増強されたアジュバント活性およびそれの抗腫瘍作用

Adjuvant Activity Enhanced by Cross-Linked CpG-Oligonucleotides in β-Glucan Nanogel and Its Antitumor Effect
著者 (5件):
資料名:
巻: 28  号:ページ: 565-573  発行年: 2017年02月 
JST資料番号: W0169A  ISSN: 1043-1802  CODEN: BCCHES  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
がんワクチンを確立するためには,細胞障害性T細胞(CTLs)の活性化と強いTh1細胞応答を誘導する必要がある。本研究では,オリゴヌクレオチド(ODN)とβ-グルカンSPGとの複合体(CpG/SPG)が高Th1応答を誘導するという以前の研究成果に基づいて,DNA-DNAハイブリダイゼーションを介してCpG/SPG複合体から作製される架橋(CL)-CpGナノゲルを創出した。抗原蛋白質である卵白アルブミン(OVA)と組合わせてCL-CpGで免疫すると,CpG/SPG免疫時よりもはるかに強力な抗原特異的Th1応答が誘導された。CL-CpGとOVAで免疫されたマウスは腫瘍増殖が不活発になり,腫瘍接種後の生存率も改善された。このCL-CpGの免疫誘導能の改善メカニズムをナノゲル構造の視点から考察した。本研究の結果から,CL-CpGが腫瘍および感染症に向けた強力なワクチンアジュバントとして有望であることが示された。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
腫ようの免疫療法  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

前のページに戻る