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J-GLOBAL ID:201702241993764897   整理番号:17A0994042

蛋白質抗原のデリバリーのためのナノ構造化脂質担体の調整:物理化学的特性と免疫原性研究【Powered by NICT】

Tailoring nanostructured lipid carriers for the delivery of protein antigens: Physicochemical properties versus immunogenicity studies
著者 (15件):
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巻: 136  ページ: 29-42  発行年: 2017年 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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新しいワクチン製剤は入ってくる健康挑戦に直面する近未来におけるまだ期待され,重症感染症の出現あるいは再出現,高齢者に関連した免疫老化または抗生物質抵抗性病原体の広がりである。特に,それらの安全性に優れた制御を有する強力かつ長期持続性免疫反応を誘発するための新しいナノ粒子ベースのアジュバントであるサブユニットワクチンのための有望である。これに関連して,蛋白質抗原の革新的デリバリーシステムは,ナノ構造脂質担体(NLC)の殻への抗原の化学的グラフト化に基づいて設計した。蛋白質抗原のモデルとしてよく知られた卵白アルブミン(OVA)を用いて,著者らは,OVAでグラフト化されたNLCの異なる定式化のマウスにおける免疫原性特性を比較し,二つの主要パラメータ:サイズ(80nmと120nm)と表面電荷(アニオンとカチオン)の影響を研究した。完全Freundアジュバント(CFA,陽性対照)で定式化されたOVAまたはOVAで免疫したことと比較して,NLCを介してデリバリーしたOVAで免疫したマウスの全ては検査した全ての処方に対してはるかに高い抗体価を生産したことを示した。より興味深いことに,80nmアニオン脂質粒子はより高い体液性免疫応答を誘発するための最も効率的な抗原キャリアだけでなく,ガンマインターフェロン(IFN γ)の強い分泌により特徴づけられた細胞性免疫応答であった。NLCキャリアの実証された非免疫原性に関連したこれらの結果は,特定の方法で免疫系を刺激または配向できる適切に工学処理された脂質ナノ粒子を含有するスマートサブユニットワクチンの設計に新たな道を開く。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  医用素材 

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