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J-GLOBAL ID:201702242071670446   整理番号:17A1089995

新規クマリン誘導体の容易な合成と抗菌分析と酵素アッセイとドッキング研究とADMET予測と毒性研究

Facile Synthesis of Novel Coumarin Derivatives, Antimicrobial Analysis, Enzyme Assay, Docking Study, ADMET Prediction and Toxicity Study
著者 (6件):
資料名:
巻: 22  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7014A  ISSN: 1420-3049  CODEN: MOLEFW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,潜在的な抗菌剤としての15種類の新規3-((ジシクロヘキシルアミノ)(置換フェニル/ヘテリル)-メチル)-4-ヒドロキシ-2H-クロメン-2-オン誘導体(4a~o)を,触媒としてイオン液体[Et3NH][HSO4]を用いて非溶剤条件下で合成した。合成した化合物の構造を,IR,1H-NMR,13C-NMR,質量分析および元素分析により確認した。合成した全ての化合物のin vitro抗真菌および抗菌活性を評価した。フェニル環上に4-ヒドロキシ-3-エトキシ基を有する化合物4kが最も活性な抗真菌剤であることが分かった。フェニル環に2,4-ジフルオロ基を有する化合物4eが最も活性の高い抗菌剤であることが分かった。最も有望な抗真菌性化合物4kの活動モードを,エルゴステロール抽出と定量分析により確立した。この分析から,化合物4kはC.albicansにおけるエルゴステロール生合成を阻害することにより作用することを見出した。分子ドッキング研究から,ラノステロール14α-デメチラーゼの活性部位に対する試験化合物の高い自発的結合能力を明らかにし,試験化合物がこの酵素の合成を阻害することを示唆した。合成した化合物のin silico ADMET特性を分析し,経口薬物様挙動を確立し,満足のいく結果を得た。抗菌性選択性と安全性を確立するために,最も活性な化合物4eと4kについて,ヒト癌細胞系HeLaに対する細胞毒性をさらに試験し,本質的に非細胞毒性であることを明らかにした。最も活性な化合物4eと4kについて生体内急性経口毒性を調べ,何れも無毒であることを明らかにした。(翻訳著者抄録)
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分類 (5件):
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ピランの縮合誘導体  ,  薬物の合成  ,  薬物の分析  ,  抗細菌薬の基礎研究  ,  薬物の構造活性相関 
物質索引 (3件):
物質索引
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