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J-GLOBAL ID:201702242076355573   整理番号:17A1549924

コムギのNBS-LRR遺伝子TaRGA19はPuccinia triticinaのLr19媒介抵抗性に関与する【Powered by NICT】

A wheat NBS-LRR gene TaRGA19 participates in Lr19-mediated resistance to Puccinia triticina
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資料名:
巻: 119  ページ: 1-8  発行年: 2017年 
JST資料番号: W1643A  ISSN: 0981-9428  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: フランス (FRA)  言語: 英語 (EN)
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Puccinia triticina(Pt)による,コムギ赤さび病はコムギ世界的に最も深刻な病害の一つである。コムギ葉さび病耐性(Lr)遺伝子の合理的利用は,この疾患の制御のための最良の選択である。Lr19を持つコムギ苗は中国のすべてのPtレースに対する高い抵抗性表現型を示した。Lr1,Lr10とLr21を含むすべてのクローン苗Lr遺伝子は,NBS-LRRドメインを持つ蛋白質をコードしていた。本研究では,以前に確立されたLr19耐性関連c DNAライブラリーからNBS-LRRドメインを持つコムギ遺伝子をクローン化し,TaRGA19と命名した。この遺伝子の完全な長さのcDNA末端の迅速増幅(RACE)により増幅した。IWGSCコムギゲノムデータベースに対する高により,TaRGA19は染色体2DS,染色体7上にあるLr19とは異なるに位置していたことが分かった。感受性Thatcher線と比較して,TaRGA19の発現レベルはPt株TTHSの接種後Lr19(TcLr19)を持つコムギ同質遺伝子系統でアップレギュレートされた。粒子衝撃により,TaRGA19GFP融合蛋白質は表皮細胞の原形質膜に局在していた。ウイルス誘導遺伝子サイレンシング(VIGS)を用いて,TcLr19のTaRGA19ノックダウン植物はPtチャレンジ時の抵抗の減少といくつかの胞子形成表現型を示した。さらに組織学的観察は,感染部位でのPt菌糸成長はTaRGA19ノックダウン植物で抑制されないことを示した。結論として,著者らはこのTaRGA19遺伝子はコムギ赤さび病と共に他のコンポーネントへのLr19仲介抵抗性に関与していたと推測した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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