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J-GLOBAL ID：201702242136940772   整理番号：17A0961930

2成分Kohn-Sham方程式の四元数定式化と点群対称性の効率的利用

Quaternionic formulation of the two-component Kohn-Sham equations and efficient exploitation of point group symmetry

著者 (1件)： Armbruster Markus K. (Turbomole GmbH, Litzenhardtstrasse 19, 76135 Karlsruhe, Germany)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 5  ページ： 054101-054101-14  発行年： 2017年08月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 厳密なHartree-Fock交換を持つ時間反転不変な準相対論的Kohn-Sham方程式の四元数定式化は,元の二成分問題と比較して半分の次元を持つ多元1成分方程式を導く。D_2hとその余表現の構築による部分群に対する点群対称性の利用との四元数方程式の組み合わせは,点群の構造に応じて四元数,複素数または実数のアルゴリズムを導く。この研究では,SaueとJensenによる相対論的4成分Dirac-Hartree-Fock理論の点群対称性を用いた四元数のアプローチ[J.Chem.Phys.111,6211(1999)]を,閉殻系の準相対論的2成分Kohn-Sham方式に用いた。プログラムシステムTURBOMOLEの実装を,テストケースとしての大きな鉛クラスタPb₅₆に適用した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *Kohn-Sham方程式 ,  *二成分系 ,  Hartree-Fock法 ,  *対称性 ,  相対論的効果 ,  *四元数 ,  定式化 ,  *点群 ,  複素数 ,  閉殻系 ,  鉛 ,  クラスタ分子 ,  交換相互作用
準シソーラス用語： 時間反転対称性

分類 (2件)： 分子の電子構造  (BH05010Q) ,  物理化学一般  (CB01010X)

タイトルに関連する用語 (6件)： 2成分 ,  Kohn-Sham方程式 ,  四元数 ,  定式化 ,  点群 ,  対称性