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J-GLOBAL ID:201702242170268444   整理番号:17A1086685

トマト花序の分岐数を制御するFALSIFLORAおよびCOMPOUND INFLORESCENCE遺伝子の新規アレルの同定とバリデーション

Identification and Validation of New Alleles of FALSIFLORA and COMPOUND INFLORESCENCE Genes Controlling the Number of Branches in Tomato Inflorescence
著者 (2件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: WEB ONLY  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7038A  ISSN: 1422-0067  CODEN: IJMCFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: スイス (CHE)  言語: 英語 (EN)
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花序のアーキッテクチャは分岐度と花数双方で広範な多様性を示し,最終的に農業生産性を決定する。本研究では,Solanum lycopersicum 10AS111A(高分枝花序)とS.pimpinellifolium PI124039(単一分枝花序)交雑F2(二代雑種)集団を用いて,小型トマト果実植物の分枝数(BN)の遺伝子制御を解明した。単分岐型と中分枝型の高分枝型への分離比は3:1と有意に異なっていたが,15:1からはp<0.05で差異はなく,1つ以上の遺伝子が花序の分岐数を制御していると示唆された。F2植物を用いて構築された高分枝型バルクと単一分枝型バルク間の一塩基多型(SNP)プロファイルのゲノム全体での比較により,第3染色体(58.75~61.4Mb)の主要量的形質遺伝子座(QTL)および第2染色体(32.95~37.1Mb)のマイナーQTLを同定し,BN変異の15.7%および6.1%をそれぞれ説明した。QTLピーク領域に位置するFALSIFLORA(FA)およびCOMPOUND INFLORESCENCE(S)遺伝子に注目した。2つの親系統由来のFA遺伝子とS遺伝子およびそれらのプロモーター領域との配列比較により,両方ともコード領域におけるミスセンス変異を含むことを分かった。高分解能融解(HRM)法によるFAおよびSアレルの分離解析により,10AS111A由来の両遺伝子のアレルがBNと花序サイズを有意に増加させることを確認した。結論として,コード配列中のSNPがBNの重要な決定要因であり得るFA遺伝子およびS遺伝子の機能変化を引き起こしていることを提案する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  遺伝子の構造と化学 

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