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J-GLOBAL ID:201702242170896293   整理番号:17A0983164

コロイド浸透圧の膜圧力差が濃厚蛋白質溶液をカプセル封じしたリポソームの脂質膜の流動性に影響する

Transmembrane Difference in Colloid Osmotic Pressure Affects the Lipid Membrane Fluidity of Liposomes Encapsulating a Concentrated Protein Solution
著者 (2件):
資料名:
巻: 33  号:ページ: 1533-1540  発行年: 2017年02月14日 
JST資料番号: A0231B  ISSN: 0743-7463  CODEN: LANGD5  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒトのカルボニルヘモグロビンHbCO水溶液をDPPC/コレステロール/DHSG/PEG-DSPEリポソームにカプセル封じしてヘモグロビンベシクル(Hb-V)を調製した。蛍光偏光により微小粘度を測定した。コロイド浸透圧COP=200~300Torrで血しょうの20~25Torrに比べて高いことから,COPの膜圧力差に対する脂質膜の感受性を調べた。Hbによる蛍光への影響を避けるため,ヒト血清アルブミンを封入したカプセルを用いた。Hb,HSA溶液はいずれもCOPが顕著な濃度依存性を示した。HSA溶液(40g/dL)の封入によりリポソームは膨張し,膜流動性は顕著に増強され,膜の微小粘度は949から607cP(25°C)に低下した。膜の粘度の最小値は60°Cにおける377cPであり,DPPCリポソームの40cPより大幅に高いことからHb-VおよびHSA-Vは高いCOPの圧力差においても球状構造を維持し,機械的に安定と結論した。
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分類 (3件):
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基礎治療学  ,  血液の基礎医学  ,  ミセル 
物質索引 (4件):
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