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J-GLOBAL ID:201702242183937232   整理番号:17A1466977

NADPHオキシダーゼ2欠損における減少した神経前駆細胞プール:マウス脳から患者由来iPS細胞の神経分化【Powered by NICT】

Decreased neural precursor cell pool in NADPH oxidase 2-deficiency: From mouse brain to neural differentiation of patient derived iPSC
著者 (13件):
資料名:
巻: 13  ページ: 82-93  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3135A  ISSN: 2213-2317  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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幹細胞と細胞分化の調節における反応性酸素種(ROS)の関与の新たな証拠がある。慢性肉芽腫症(CGD)患者におけるROS産生NADPHオキシダーゼNOX2の欠如は主に免疫不全として現れるが,認知低下と関連していた。ここでは,著者らは,成体マウス脳における神経ホメオスタシスおよびヒト人工多能性幹細胞(iPSC)由来の神経細胞におけるNOX酵素の役割を調べた。高レベルNOX2はマウスの成体のニューロン新生部位で見出された。NOX2欠損マウスでは,神経原性領域は,減少した酸化還元修飾を示しただけでなく,neuroprecursor数とNES,BDNFおよびOTX2を含む神経分化に関与する遺伝子の発現が減少した。CGD患者及び健常者からiPSCはヒトin vitro神経発生におけるNOX2の役割を研究するために用いた。NOX2の発現は未分化iPSC,神経誘導時にアップレギュレートされるで低かった,神経分化中に消失した。ヒトニューロスフェアにおいて,NOX2蛋白質とROS発生はロゼット構造の内部細胞層内の分極した。CGD iPSCにおけるNOX2欠乏はin vitroで異常な神経誘導をもたらした,神経前駆体マーカー(NES, BDNF, OTX2, NRSF/REST)の発現低下,成熟ニューロンの減少発生によって明らかにされた。NOX2欠損iPSCレスキューされた神経発生におけるベクター媒介NOX2発現。総合すれば,本研究はマウスとヒトにおける神経形成の初期段階におけるNOX2の調節的役割の新しい証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (5件):
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神経の基礎医学  ,  生体防御と免疫系一般  ,  細胞・組織培養法  ,  中枢神経系  ,  遺伝子発現 

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