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J-GLOBAL ID:201702242256508763   整理番号:17A1381641

ヒト眼における神経調節ペプチドガラニンの分布【Powered by NICT】

Distribution of the neuro-regulatory peptide galanin in the human eye
著者 (13件):
資料名:
巻: 64  ページ: 85-93  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0895A  ISSN: 0143-4179  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ガラニン(GAL)は多くの生理学的及び病態生理学的過程に関与する神経調節ペプチドである。ヒト眼におけるGAL起源/分布のデータは断片的であるが,最近正常ヒト眼におけるGAL受容体の存在が報告されているので,ここではヒトの眼における眼GALの源を探索した。ヒト眼(n=14)はGALおよび神経フィラメント(NF)の単一および二重免疫組織化学のために調製した。熱線交差フラットマウント積が達成された;共焦点レーザ走査顕微鏡は文書作成に使用した。前眼では,GAL免疫反応性(GAL IR)は,角膜上皮,内皮の基底層,神経線維および角膜間質のケラチン細胞で検出された。結膜では,GAL-IRは,すべての上皮細胞層を通して見られた。虹彩では,虹彩血管の括約筋と散大筋と内皮はGAL-IRを示した。メラニンか粒を含む間質細胞で検出されたが,これらは他には存在しなかった。毛様体では,毛様体筋と色素性だけでなく非色素毛様体上皮はGAL-IRを示した。網膜において,GAL-IRは神経節細胞層に関連した細胞の,網膜血管の内皮細胞で検出された。脈絡膜では,脈絡膜間質の神経線維と同様にボタンを形成し,脈絡膜血管を囲んだ繊維はGAL-IRを示した。さらに,固有脈絡膜ニューロンの大部分はGAL陽性,NFと共局在性実験により明らかにされたが,少数はNFまたはGAL-IRを示した。GAL-IRも脈絡膜メラニン細胞,細胞内メラニンか粒の存在により,メラニンか粒を欠く細胞において同定されたとして検出され,おそらくマクロファージ示した。GAL-IRは前部と後部眼を通して多くの細胞と組織で検出された,眼制御の多くの側面の重要な調節ペプチドである可能性がある。疾患組織における来るべき研究は眼ホメオスタシスにおけるGALの役割を明らかにする助けとなるであろう。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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生体の顕微鏡観察法  ,  液体クロマトグラフィー 
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