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J-GLOBAL ID：201702242263034485   整理番号：17A1013125

ハフニアへ強誘電性をもたらす因子:第一原理計算による研究

Factors Favoring Ferroelectricity in Hafnia: A First-Principles Computational Study

著者 (5件)： BATRA Rohit (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  HUAN Tran Doan (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  JONES Jacob L. (North Carolina State Univ., North Carolina, USA) ,  ROSSETTI George, JR. (Univ. Connecticut, Connecticut, USA) ,  RAMPRASAD Rampi (Univ. Connecticut, Connecticut, USA)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 8  ページ： 4139-4145  発行年： 2017年03月02日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 密度汎関数法計算によって,斜方晶ハフニア(Pca2₁)の電子構造について調べた。5種の斜方晶ハフニアの多形(P2₁/c,P4₂/nmc,Pbca,Pca2₁,Pmn2₁)のうち,静水圧圧縮応力下ではPbca相が安定相であること,強誘電性のPca2₁相は静水圧および面内圧縮応力下では平衡にある単斜晶系のハフニアよりも安定になること,Pca2₁およびPmn2₁相の極性に平行な電場はいずれの相の安定化には寄与しないが,電場と応力の共存下では,相乗作用によってPca2₁相がバルクハフニアの安定相になること,この相が安定になる電場(1.5~5MV/cm;歪み:2~5%)の範囲は,ハフニア膜の「覚醒」効果が観測される電場の大きさの範囲内に含まれることなどを示した。

シソーラス用語： *酸化ハフニウム ,  *強誘電性 ,  電子構造 ,  *圧力効果 ,  *電場効果 ,  相乗作用 ,  圧縮応力 ,  静水圧 ,  応力 ,  単斜晶系 ,  斜方晶系 ,  多形 ,  相
準シソーラス用語： 安定相 ,  結晶多形 ,  *第一原理計算 ,  面内応力

分類 (2件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  一成分系の相平衡・状態図  (CB03013K)

タイトルに関連する用語 (5件)： ハフニア ,  強誘電性 ,  因子 ,  第一原理計算 ,  研究