周波数チャープ光パルスを用いたテラヘルツ帯コヒーレントラマン分光

谷正彦; 中江瞬; 林昌治; FUNKNER Stefan; NIEHUES Gudrun; FUNKNER Stefan; NIEHUES Gudrun; 北原英明; 古屋岳; 山本晃司; AFALLA Jessica; MAG-USARA Valynn

文献

J-GLOBAL ID：201702242276761693 整理番号：17A0746532

周波数チャープ光パルスを用いたテラヘルツ帯コヒーレントラマン分光

Coherent Raman Spectroscopy in Terahertz Region by Using Frequency Chirped Optical Pulses

出版者サイト {{ this.onShowPLink() }} 複写サービスで全文入手 {{ this.onShowCLink("http://jdream3.com/copy/?sid=JGLOBAL&noSystem=1&documentNoArray=17A0746532&COPY=1") }}
高度な検索・分析はJDreamⅢで {{ this.onShowJLink("http://jdream3.com/lp/jglobal/index.html?docNo=17A0746532&from=J-GLOBAL&jstjournalNo=X0335A") }}

著者 (12件)： , , , , , , , , , , ,
資料名：
巻： 45 号： 6 ページ： 339-344 発行年： 2017年06月20日
JST資料番号： X0335A ISSN： 0387-0200 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：解説発行国：日本 (JPN) 言語：日本語 (JA)

テラヘルツ時間領域分光法(THz-TDS)が開発され,物質の吸収分光や計測に応用されている。フェムト秒レーザを励起光源に用い,周波数チャープさせてピコ秒に延伸した光パルスを励起光に用いたコヒーレントラマン分光法も開発された。この手法をテラヘルツ帯のコヒーレントラマン分光法に拡張した。本論文では,テラヘルツ帯コヒーレントラマン分光法について紹介した。THz時間領域コヒーレントラマン分光法の原理,装置構成,測定例を示し,その手法の有効性,技術課題,今後の展望について述べた。THz時間領域コヒーレントラマン分光法の測定例を示した。本測定手法は,THz帯の分子振動や分子間相互作用の研究に有用であった。フェムト秒レーザを光源としているため,試料評価も同時に行うことができた。今後は信号対雑音比を改善し,生体分子の分光イメージングや,THz-TDSとの併用によるTHz帯の分子ダイナミクスの研究を行う。

, , , , , , , , , , , , ,
, ,

赤外・遠赤外領域の分光法と分光計

引用文献 (13件)：

L. Genzel, F. Keilmann, T. P. Marti, G. Winterling, Y. Yacoby, H. Fröhlich, and Marvin W. Makinen: Biopolymers 15 (1976) 219.
S. M. Lindsay, S. A. Lee, J. W. Powell, T. Weidlich, C. Demarco, G. D. Lewen, N. J. Tao, and A. Rupprecht: Biopolymers 27 (1988) 1015.
K. Ohno, J. Kimura, and Y. Yamakita: Chem. Phys. Lett. 342 (2001) 207.
M. Tani, T. Koizumi, H. Sumikura, M. Yamaguchi, K. Yamamoto, and M. Hangyo: Appl. Phys. Express 3 (2010) 072401.
M. Tani, M. Hibi, K. Yamamoto, M. Yamaguchi, E. S. Estacio, Ch. T. Que, and M. Hangyo: Vibrational Spectroscopy (Ed. Dominique de Caro, published online in February 2012 from In-Tech.) Chap. 7, p.153.

, , , ,

前のページに戻る