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J-GLOBAL ID:201702242329262489   整理番号:17A1550226

低温度で培養したムコ多糖症IIIB型線維芽細胞における突然変異体Nアセチルαグルコサミニダーゼの処理【Powered by NICT】

Processing of mutant N-acetyl-α-glucosaminidase in mucopolysaccharidosis type IIIB fibroblasts cultured at low temperature
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巻: 122  号: 1-2  ページ: 100-106  発行年: 2017年 
JST資料番号: E0820A  ISSN: 1096-7192  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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常染色体劣性,神経変性疾患ムコ多糖症IIIB型(MPSIIIB)はリソソーム酵素Nアセチルαグルコサミニダーゼ(NAGLU)の欠損により生じる,ヘパラン硫酸の蓄積をもたらした。疾患スペクトルは重篤な,急速に進行する(RP)表現型とより減衰し,ゆっくり進行(SP)表現型から構成されている。以前の研究は,30°Cの新規治療戦略の開発に関連したかもしれないで培養した場合,SP患者の皮膚線維芽細胞で有意に高いNAGLU活性を示した。ここでは,この現象に関与するプロセスについて報告した。対照,RP患者(p.R297*変異のホモ接合)と三SP MPSIIIB患者(変異p.S612Gまたはp.R643Cのホモ接合性または変異p.A72_G79dup8とp.R565Qに対する複合ヘテロ接合性)由来の線維芽細胞は37°Cから27°Cの温度範囲で培養し,異なる時点で収穫したNAGLU活性,mRNAと蛋白質レベル,NAGLUグリコシル化を評価した。野生型及び変異体mCherryタグNAGLUの細胞内局在性を免疫蛍光により分析した。対照線維芽細胞においてNAGLUは85kDa前駆体と82kDaの成熟型として存在した。37°Cで培養したSP患者の線維芽細胞では,85kDa型が検出された。より低い温度での培養は高いNAGLU mRNAレベル,前駆体および成熟NAGLU蛋白質と改善された処理の両方のレベルを増加させた。成熟NAGLUの形成より高いNAGLU活性レベルと一致した。NAGLU蛋白質は前駆体と成熟型で構成されており,SP MPSIIIB患者の線維芽細胞における唯一の前駆体蛋白質は37°Cで存在することを示した。低温で培養成熟した酵素的に活性な型の形成をもたらし,高いmRNAレベルと改善された処理によるものであった。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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