文献
J-GLOBAL ID:201702242356987584   整理番号:17A1543099

固着断層の電気伝導度:三次元マグネトテルリック法を用いた北アナトリア断層のガノスセグメントの調査

Electrical conductivity of a locked fault: investigation of the Ganos segment of the North Anatolian Fault using three-dimensional magnetotellurics
著者 (4件):
資料名:
巻: 69  号: Aug  ページ: 69:107 (WEB ONLY)  発行年: 2017年08月 
JST資料番号: U0519A  ISSN: 1880-5981  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,可聴周波数(AMT:10,400~1Hz)及び広帯域(MT:360~0.000538Hz)のマグネトテルリック法を含む電気抵抗率研究に基づいて,もっとも最近の地震すなわち1912年ミュレフテ地震(Mw7.4)の震央近傍における固着したガノス断層の断層帯特性を明らかにすることを試みた。浅部抵抗率構造を1km深度まで解明するために,南北に密接した12地点でAMTデータを収集した。続いて,より深い構造を解読するためにAMT分布を囲むグリッドを形成するように13地点の広帯域MT観測局を配置した。三次元逆モデリングは,ガノス断層に沿った断層帯導体を表わす高い伝導度異常を示した。個々の機械的に弱い特徴を持つ導電性構造であるガノス断層周辺の副断層は,より大きな損傷帯に統合され,広い流体保持環境を作り出す。この損傷帯は断層の南側に位置し,主断層ストランド周辺の非対称性を規定し,流体流の分布した導管挙動を示す。オフィオライト基盤は,機械的弱層から強層への遷移が起きる2km深度の若い地層の下に低伝導度のブロックとして生じる。この遷移下の断層の両側にある抵抗構造は,地震活動の不足が地震発生帯の流体経路の欠乏に関連している可能性があることを示唆している。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
地球の内部構造・組成  ,  電気探査・検層 
引用文献 (76件):
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る