文献

J-GLOBAL ID：201702242358142134   整理番号：17A0469418

線形および分岐ポリプロピレンの発泡挙動に及ぼすポリ(テトラフルオロエチレン)ナノファイバーの影響【Powered by NICT】

Effect of poly(tetrafluoroethylene) nanofibers on foaming behavior of linear and branched polypropylenes

著者 (3件)： Jurczuk Kinga (Centre of Molecular and Macromolecular Studies, Polish Academy of Sciences, Sienkiewicza 112, 90-363 Lodz, Poland) ,  Galeski Andrzej (Centre of Molecular and Macromolecular Studies, Polish Academy of Sciences, Sienkiewicza 112, 90-363 Lodz, Poland) ,  Morawiec Jerzy (Centre of Molecular and Macromolecular Studies, Polish Academy of Sciences, Sienkiewicza 112, 90-363 Lodz, Poland)
資料名： European Polymer Journal  (European Polymer Journal)
巻： 88  ページ： 171-182  発行年： 2017年 
JST資料番号： B0690A  ISSN： 0014-3057  CODEN： EUPJA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 線形(L PP)と長鎖分枝(LCB PP)ポリプロピレンの発泡挙動に及ぼす,せん断押出中のin situで生成した,ポリ(テトラフルオロエチレン)(PTFE)ナノファイバの影響を研究した。PTFEナノファイバを調べPPの熱的及びレオロジー的特性の両方を有意に改善した。PTFEナノファイバが絡み合い網目構造を形成し,PP/PTFEナノ複合材料の歪硬化を誘導した。純PPとPP/PTFEナノ複合材料の発泡体は連続押出発泡とオートクレーブベースビーズ発泡を用いて製造した。純PPに比べてPTFEナノファイバの存在ははるかに小さい泡沫細胞と高い細胞濃度をもたらした。さらに,オートクレーブベースビーズ発泡PTFEナノファイバーは,LCB-PPの細胞形成を核形成し,細胞増殖の制御に関与していることを示した。PTFEナノファイバー間のからみ合が,細胞の過剰な膨張を抑制した。結果として,純LCB-PPと比較して,LCB PP/PTFEナノ複合材料の膨張ビーズはより小さな細胞,より狭い気泡径分布と非常に高い細胞濃度を十倍を有していた。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 細胞増殖 ,  歪硬化 ,  *ナノファイバ ,  細胞密度 ,  からみ合 ,  *線形性 ,  粒状材 ,  ネットワーク構造 ,  *起泡 ,  剪断 ,  核形成 ,  ナノ複合材料 ,  *ポリテトラフルオロエチレン ,  レオロジー
準シソーラス用語： 発泡体 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Nanocomposites ,  ポリ(テトラフルオロエチレン)ナノファイバー ,  歪硬化 ,  発泡 ,  セル構造

分類 (2件)： 充填剤,補強材  (YH05030J) ,  高分子固体の構造と形態学  (CG02022M)

タイトルに関連する用語 (7件)： 線形 ,  分岐 ,  ポリプロピレン ,  発泡 ,  挙動 ,  テトラフルオロエチレン ,  ナノファイバー