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J-GLOBAL ID:201702242361292154   整理番号:17A0657676

原索動物Botryllus schlosseriにおけるH2受容体を介してヒスタミン線毛運動周波数を刺激する【Powered by NICT】

Histamine Stimulates Ciliary Beat Frequency via the H2 Receptor in the Protochordate Botryllus schlosseri
著者 (2件):
資料名:
巻: 326  号:ページ: 176-192  発行年: 2016年05月15日 
JST資料番号: A1624A  ISSN: 1552-5007  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒスタミンは特異的受容体への結合を介して多くの生理学的経路において役割を果たすことを生体分子である。ヒスタミン作動性受容体は,哺乳類四種の異なったクラスに分類された七膜貫通αヘリックスドメイン受容体の大きなファミリーに属する:H1,H2,H3,H4。脊椎動物において広く研究されているにもかかわらず,無脊椎動物受容体に対する利用可能な,nonchordate後口動物の予測のみH1とH2配列を持つデータはほとんどない。ここで我々は,群体ボヤBotryllus schlosseriからのH2受容体の最初に特性化された転写産物配列を報告し,in situハイブリダイゼーションおよび免疫組織化学による幼若化開発中の両転写物と蛋白質の局在性を記述した。後口動物のオーソロガス蛋白質との系統発生的関係を報告した,鰓蓋の培養柱頭細胞における繊毛拍動頻度(CBF)におけるその役割について概説し,ヒスタミンとその受容体作動薬ときっ抗薬の影響を解析した。媒質中のヒスタミンの増加濃度の存在下では,CBFは選択的H2受容体作動薬ジマプリットと同様に増加した。対照的に,H2受容体の阻害剤である,ラニチジンはCBFの有意な阻害を引き起こし,特異的抗BsHRH2または抗ヒトHRH2抗体とのプレインキュベーション後に観察されたものと類似していた。鰓蓋徴候境界細胞では,両抗体は繊毛原形質膜の近位領域に共局在し,ヒスタミンは頂端領域の小胞の内部に存在し,哺乳類における上気道と中耳のそれに類似した咽頭粘液線毛輸送のヒスタミン結合H2受容体制御の仮説を支持した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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