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J-GLOBAL ID:201702242368970980   整理番号:17A1187835

TcCTLP 5C_2,Tribolium castaneumにおける脱皮に必要なキモトリプシン様セリンプロテアーゼの機能的解析【Powered by NICT】

Functional analysis of TcCTLP-5C2, a chymotrypsin-like serine protease needed for molting in Tribolium castaneum
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巻: 86  ページ: 20-28  発行年: 2017年 
JST資料番号: D0873A  ISSN: 0965-1748  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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の以前の研究では,コクヌストモドキ,Tribolium castaneum(TcCTLPs)由来のキモトリプシン様プロテアーゼをコードする遺伝子ファミリーを特性化した。は主に腸で発現していることを14のTcCTLP遺伝子を同定し,それらは,消化において機能すると思われる。二遺伝子(TcCTLP6CおよびTcCTLP)が,さらに枝肉におけるかなりの発現を示し,RNAi研究は,脱皮(Broehan.,2010;昆虫Biochemに必要であることを示した。Mol.Biol.40,274 83)。このように,この酵素は異なる生理的環境において異なる機能を持っている。異なった環境における酵素機能を促進する分子適応を研究するために,TcCTLP5C_2の分子および酵素特性の詳細な解析を行った。バキュロウイルス発現系を用いた昆虫細胞での因子Xa活性化プロ酵素の形でTcCTLP5C_2の種々の変異バージョンを発現し,アフィニティークロマトグラフィーによる組換蛋白質を精製した。酵素活性を測定し,比較することにより,基質特異性とpH耐性を決定するモチーフにおける単一アミノ酸残基の重要性についての情報を得た。さらに,TcCTLP5C_2はアミノ酸位置N137,触媒クレフトと反対にあるでのN-グリコシル化により修飾されることを示した。非グリコシル化及びグリコシル化TcCTLP5C_2バージョンの酵素特性の比較は,N-グリコシル化がV_max(最大速度)とk_cat(ターンオーバー)を減少させ,一方K_m(特異性)は変わらないままであったことを示した。化学グリコシル化酵素で観察されたN-グリコシル化は,おそらく変化した構造動力学によるアロステリック効果による触媒挙動を変化させるという証拠を提供する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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酵素生理 
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