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J-GLOBAL ID:201702242371281772   整理番号:17A0635751

準天頂衛星4機体制での高精度衛星測位時代に向けて

著者 (1件):
資料名:
巻: 25  号:ページ: 66-79  発行年: 2017年05月20日 
JST資料番号: L3061A  ISSN: 0919-7133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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1。2010年に1号機の運用が始まった準天頂衛星は,17年に2~4号機3機の打ち上げが予定されている。これらの打ち上げに成功すれば18年4月から準天頂衛星4機体制となり,世界に先駆けて「高精度衛星測位時代」を迎える。2。本稿では,このような新時代に向けて官民が一体となって整備・準備していく内容は何かという問題意識を持って,以下の諸点を明らかにした。3。この4機体制運用は,地域衛星測位システムとして,GPSの補完(互換)信号および補強信号(m未満級,cm級)を提供するなど,GPS単独測位,マルチGNSS測位に比べて機能的な優位性を持っている。4。準天頂衛星システムは内閣府が開発・運用する。政府は国内での利用促進に加えて,アジア太平洋地域諸国での利用促進を官民が一体となって行っている。5。現行の「衛星測位データ利用ビジネス」を構造的に捉えるため,その基本モデルである「位置情報サービス」の構造と業種別のビジネス展開の状況を整理した。6。新しい「高精度衛星測位データ利用ビジネス」について,準天頂衛星1号機を活用した利用実証・先行開発の詳細な17分野の事例を確認した。その上で今後10年を想定して,産業10分野に,都市・地域を加えた11分野における今後の展望を行った。7。最後に,上記分析結果を重要論点別にまとめるとともに必要な提言を5点行った。(著者抄録)
シソーラス用語:
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分類 (2件):
分類
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電子航法一般  ,  経営工学一般 
引用文献 (6件):
  • 内閣府宇宙開発戦略推進事務局「準天頂衛星『みちびき』」Webサイト
  • 神武直彦、他『位置情報ビッグデータ』インプレスR&D、2014年
  • 谷口功『位置情報の基本と技術』翔泳社、2012年
  • 経済産業省 準天頂衛星を利用した新産業創出研究会「準天頂衛星を利用した新産業創出研究会報告書」2012年
  • 内閣府政策統括官「戦略的イノベーション創造プログラム『自動走行システム』研究開発計画」2016年
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タイトルに関連する用語 (2件):
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