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J-GLOBAL ID:201702242382058789   整理番号:17A1629566

活性化RAGEおよびERK1/2,p38およびSTAT3シグナル伝達経路による骨細胞様MLO-Y4細胞で誘導されるIL-6およびVEGF-A産生とアポトーシス進行性糖化最終産物【Powered by NICT】

Advanced glycation end products induced IL-6 and VEGF-A production and apoptosis in osteocyte-like MLO-Y4 cells by activating RAGE and ERK1/2, P38 and STAT3 signalling pathways
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巻: 52  ページ: 143-149  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0026B  ISSN: 1567-5769  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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高度糖化最終産物(AGE)は,糖尿病および高齢患者における骨減少症に関与している。インターロイキン6(IL 6)および血管内皮成長因子-A(VEGF A)は骨代謝の強力な調節因子であり,骨組織では,骨細胞はこれら調節因子の重要な源である。しかし,AGEは骨細胞によるIL-6およびVEGF-A分泌を直接調節することができるかどうかは知られていない。本研究では,IL-6およびVEGF-A産生と同様に骨細胞様MLO-Y4細胞のアポトーシスに及ぼすAGEの効果を評価した。も高度糖化最終産物(RAGE)の受容体の関与と細胞外シグナル制御キナーゼ1および2(ERK1/2),P38とシグナルトランスデューサと転写アクチベーター3(STAT3)シグナリング経路の役割を研究した。100μg/ml AGEはアポトーシスを有意に誘導し,MLO-Y4細胞におけるIL-6とVEGF-Aの発現をアップレギュレートすることを見出した。さらにAGEsは,有意にERK1/2,p38およびSTAT3シグナル伝達経路を活性化した。ERK1/2阻害剤U0126,P38阻害剤SB239063とSTAT3阻害剤形S3I201はすべてのMLO-Y4細胞アポトーシスとIL-6およびVEGF A分泌に及ぼすAGEの影響を減弱させた。さらに,三シグナル伝達経路の活性化は,それらの各々の阻害剤により消失した。さらに,アポトーシスの増加,IL-6およびVEGF-Aの発現アップレギュレーションと三シグナル伝達経路の活性化を含む,AGE誘導効果は,すべてのRAGE拮抗薬FPS ZM1と骨細胞の前処理により消失した。まとめると,これらのデータは,AGEsはRAGEを介してERK1/2,p38およびSTAT3シグナル伝達経路を活性化することができ,それらの活性化は骨細胞におけるIL-6とVEGF-A産生並びにアポトーシスのAGEs誘導のアップレギュレーションを含むことを納得させた。これらの結果は,AGEによる骨代謝の調節における骨細胞の役割を強調する。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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細胞生理一般 
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