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J-GLOBAL ID：201702242385829833   整理番号：17A1360616

離散変数表示を用いた核運動の計算における非剛体分子の対称性の利用: CH₅⁺の変角エネルギー準位に関する事例研究

On the use of nonrigid-molecular symmetry in nuclear motion computations employing a discrete variable representation: A case study of the bending energy levels of CH₅ ⁺

著者 (3件)： Fabri Csaba (Laboratory of Molecular Structure and Dynamics, Institute of Chemistry, Eotvos University, Pazmany Peter setany 1/A, H-1117 Budapest, Hungary) ,  Quack Martin (Physical Chemistry, ETH Zuerich, CH-8093 Zuerich, Switzerland) ,  Csaszar Attila G. (Laboratory of Molecular Structure and Dynamics, Institute of Chemistry, Eotvos University, Pazmany Peter setany 1/A, H-1117 Budapest, Hungary)
資料名： Journal of Chemical Physics  (Journal of Chemical Physics)
巻： 147  号： 13  ページ： 134101-134101-13  発行年： 2017年10月07日 
JST資料番号： C0275A  ISSN： 0021-9606  CODEN： JCPSA6  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 離散変数表現ベースの対称性適応アルゴリズムについて述べ,第四世代の量子化学回転-振動コードGENIUSHに実装した。このGENIUSHの対称性適合版の有用性を,高度に流動的な対称CH₅⁺分子イオンのプロトタイプ非構造システムの7次元の変角のみの振動および振動回転固有状態の計算によって実証した。得られた数値結果とCH₅⁺の計算された回転振動状態の対称性ラベルはそれ自身で,相当な有用性であるが,本研究によって,中心炭素原子の周りで軌道運動している5個の水素原子のほぼ非拘束運動は,高度に複雑な回転-振動量子動力学をもたらし,CH₅⁺の高分解能スペクトルの理解は非常に挑戦的であることを確認したことも注目される。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *対称性 ,  *変角振動 ,  *エネルギー準位 ,  イオン ,  振動回転スペクトル ,  炭化水素 ,  ハミルトニアン
準シソーラス用語： *非剛体 ,  分子イオン

分類 (2件)： 波動方程式の解法,散乱理論  (BA06020N) ,  分子の性質一般  (BH05031D)

タイトルに関連する用語 (9件)： 変数 ,  核 ,  運動 ,  計算 ,  非剛体 ,  分子 ,  対称性 ,  エネルギー準位 ,  研究