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J-GLOBAL ID:201702242420764675   整理番号:17A1705252

新規脾臓チロシンキナーゼ阻害剤JTE852はin vivoで免疫グロブリンG細胞応答と自己免疫反応を阻害する【Powered by NICT】

JTE-852, a novel spleen tyrosine kinase inhibitor, blocks immunoglobulin G-mediated cellular responses and autoimmune reactions in vivo
著者 (7件):
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巻: 191  ページ: 166-174  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0699B  ISSN: 0024-3205  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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免疫グロブリン(Ig)Gにより仲介される免疫および炎症性応答は自己免疫疾患の病因に大きく関与している。脾臓チロシンキナーゼ(Syk)はIgG応答において重要な役割を果たす,Sykは自己免疫疾患の治療のための新しい治療標的として出現した。本研究では,in vivoでのIgG媒介細胞応答と自己免疫反応に対する新規Syk阻害剤JTE852の阻害作用を検討した。はヒト単球からのメディエーター分泌を調べた。も逆皮膚アナフィラキシー(RCA)と逆受身Arthus(RPA)のラットモデル,II型およびIII型過敏症に分類され,それぞれを行った。ラットコラーゲン誘発関節炎(CIA)モデルでは,JTE852またはメトトレキサートは予防的(関節炎の発症前)または治療的に投与した(関節炎の発症後)。JTE852はIgG架橋により刺激された単球からの活性酸素種と腫瘍壊死因子-αの分泌を阻害した。RCAとRPAモデルでは,JTE852も浮腫と色素漏出を抑制した。CIAモデルでは,JTE852は関節腫脹と骨びらんに対する防御・治療の両効果を示した。一方,メトトレキサートは治療効果を示さなかった。JTE852は,自己免疫疾患の動物モデルにおけるIgG仲介応答と徴候を減弱する。JTE852は,自己免疫疾患の治療のための新規,経口投与可能な薬のための有望な候補である。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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免疫療法薬・血液製剤の基礎研究  ,  免疫性疾患・アレルギー性疾患一般 
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