文献
J-GLOBAL ID:201702242542533201   整理番号:17A1708484

下行シリカ含有流体によるこう結作用の小規模モデリング:南アメリカのギアナ高地におけるarenitic洞窟の起源の説明【Powered by NICT】

Small-scale modelling of cementation by descending silica-bearing fluids: Explanation of the origin of arenitic caves in South American tepuis
著者 (5件):
資料名:
巻: 298  ページ: 107-117  発行年: 2017年 
JST資料番号: T0383A  ISSN: 0169-555X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
地球科学的研究は,南アメリカ卓状山地(テプイ)およびその砂岩洞窟システムで実施した。これら難溶性岩石中の洞窟二次生成物生成を説明するために,二つの理論を紹介した:a)arenization理論粒界に沿った石英の選択的風化と砂粒子の放出を意味する,b)下行シリカを含有する流体流によるセメンテーションを意味する選択的な石化作用理論。後者の理論は流体流は異なる多孔度をもつ二つの層の間の界面に不安定になり,分離した流れのチャンネル(いわゆる「フィンガー流」)に分裂することを仮定した。これらのチャンネル外側アレナイトはこう結していない。後者の理論を検証するために,小規模モデリングを行い,層状砂及びけい酸ナトリウム溶液を用いた。微細から中粒の砂を用いた(0.08 0.5mm),粗砂画分(0.5 1.5mm)した。砂した層状と透明プラスチックカップ内で圧密した。三リットルけい酸ナトリウム溶液(いわゆる水ガラス)が,堆積物の頂部に数時間点滴した。細粒層は完全に横方向に含浸させたが,下行流体流は,その高い透水係数による粗粒層における「指」に分割している。小規模実験室シミュレーションはシリカを含有する流体による実際の続成作用を模倣し,テプイで観測された実際の現象と一致した。得られた超構造が,テプイと洞窟内で観測される多くの地形学的特徴,例えば「フィンガー流」ピラー,オーバーハング,天井から吊下げた小丘の形態に不完全に形成された(中断)ピラー,局所的にも小さい流体流チャネルの合体に起因するより厚い中心柱を模倣した。モデリングは選択的な石化作用理論が,テプイにおける洞窟二次生成物生成に関係する地形学的側面の大部分を説明できることを示した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
堆積学一般 

前のページに戻る