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J-GLOBAL ID：201702242550425330   整理番号：17A1818162

見掛けの競争により駆動される実現栄養ニッチ:有袋類の例【Powered by NICT】

Realized trophic niche driven by apparent competition: an example with marsupials

著者 (4件)： Kuhnen Vanessa V. (Pos-graduacao em Ecologia, Instituto de Biologia, Universidade Estadual de Campinas (UNICAMP), CP 6109, CEP 13083-970, Campinas, Sao Paulo, Brazil) ,  de Aguiar Marcus A. Martinez (Instituto de Fisica Gleb Wataghin, Universidade Estadual de Campinas (UNICAMP), CEP 13083-859, Campinas, Sao Paulo, Brazil) ,  Goncalves Ana Z. (Departamento de Botanica, Instituto de Biociencias, Universidade de Sao Paulo (USP), Rua do Matao 277, CEP 05508-900, Sao Paulo, Brazil) ,  Setz Eleonore Z. F. (Departamento de Biologia Animal, Instituto de Biologia, Universidade Estadual de Campinas (UNICAMP), CP 6109, CEP 13083-970, Campinas, Sao Paulo, Brazil)
資料名： Biotropica  (Biotropica)
巻： 49  号： 6  ページ： 832-837  発行年： 2017年 
JST資料番号： W1967A  ISSN： 0006-3606  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 見かけの競争理論によれば,同じ捕食者を共有する二種の共起性は互いの個体群成長と豊度に影響すると思われる。しかし,生息場所の喪失と過剰狩猟による,最上位捕食者は世界的にも稀ながなされている。見かけ上の競争者は類似した資源を共有することを考慮し,著者らは被食者実現栄養ニッチの変化に反映する最上位捕食者が存在しないことを期待される。我々の仮説を試験するために,それらの実現栄養ニッチの変化に基づいて見かけの競争種の存在比を予測するモデルを開発した。は新熱帯区有袋類Didelphis auritaとMetachirus nudicaudatusに関する現場データに対して本モデルを試験した。著者らの結果は,D.auritaとM.nudicaudatusは最上位捕食者の存在に基づいて見かけの競争とその実現栄養ニッチと餌重複変化の下での二種であることを明らかにした。モデルを解析した三つの経験的研究におけるD.auritaとM.nudicaudatusの実際の相対的存在量を予測することができた。著者らの研究は,見かけの競争理論への量的サポートを提示した;が,他の群とモデルの応用はまだ検証する必要がある。さらに著者らの研究は,最上位捕食者の欠如は,その餌の実現栄養ニッチに影響していることを示し,従って,保存計画は,生態系に対する最上位捕食者損失の影響に焦点を当てる必要があることを補強するものである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 生息場所 ,  狩猟 ,  生態系 ,  個体群 ,  捕食者 ,  *有袋類
準シソーラス用語： 新熱帯区 ,  被食者 ,  共起性 ,  *ニッチ , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (7件)： Didelphis aurita ,  食事重複 ,  Metachirus nudicaudatus ,  モデル ,  捕食者損失 ,  トップ捕食者 ,  トップ餌の豊度

分類 (1件)： 異種生物間相互作用  (EE01050A)

タイトルに関連する用語 (4件)： 競争 ,  栄養 ,  ニッチ ,  有袋類