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J-GLOBAL ID:201702242574960654   整理番号:17A1160655

小児クローン病のインフリキシマブ治療:日本の全国調査【Powered by NICT】

Treatment with infliximab for pediatric Crohn’s disease: Nationwide survey of Japan
著者 (18件):
資料名:
巻: 32  号:ページ: 114-119  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2642A  ISSN: 0815-9319  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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背景と目的:小児期発症炎症性腸疾患(IBD)は,大規模な腸関与と急速な初期進行により特徴づけられる。インフリキシマブ(IFX),シクロスポリン(CYA),タクロリムス(FK506)は小児IBDを治療するための使用が増加しているが,それらの長期効果と有害事象は,小児患者における適切に調査されていない。本研究の目的は,日本における小児IBD患者にこれらの生物学的製剤と免疫調節剤の影響を特性化することであった。さらに,Crohn病(CD)の小児患者におけるIFX使用を評価した。【方法】小児IBD患者におけるIFX,アダリムマブ,CYA,FK506使用の全国調査(<17歳)は2012年12月から2013年3月に日本の683施設に送付した。二次アンケートは,小児CD患者に対してIFXの有効性と安全性を評価する目的で小児および成人の専門家に送付した。【結果】一次調査の応答率は61.2%(N=418)であった。871小児CD患者のうち,284名(31.5%),24 4,及び15は2000~2012からIFX(31.5%),アダリムマブ,CYA,FK506をそれぞれ受けた。二次調査では,IFXを受けた小児CD患者の69.4%で診断された広範な大腸炎(L3,パリ分類)。この集団におけるIFXの有効性に関しては,患者の54.7%(99/181)は寛解し,42.0%(76/181)は維持療法であった。しかし,患者の32.0%(58/181)は有害事象を経験し,1人の患者は敗血症性ショックのため死亡した。【結論】インフリキシマブは小児CD患者で合理的に安全で,効果的で,難治例で投与すべきである。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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運動器系疾患の薬物療法  ,  消化器疾患の薬物療法 

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