文献
J-GLOBAL ID:201702242596655989   整理番号:17A0598822

オリゴ-p-フェニレン-エチニレン類の殺生物活性の評価とメカニズムの研究

Assessing the Biocidal Activity and Investigating the Mechanism of Oligo-p-phenylene-ethynylenes
著者 (8件):
資料名:
巻:号:ページ: 7964-7971  発行年: 2017年03月08日 
JST資料番号: W2329A  ISSN: 1944-8244  CODEN: AAMICK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
一部のオリゴ-p-フェニレン-エチニレン類(OPE)は細胞に有害な活性酸素種を生成する能力を有し,グラム陰性菌とグラム陽性菌に対して優れた殺菌活性を示す。OPEと細菌の細胞膜との会合は静電相互作用によって促進されるだけでなく,疎水性相互作用の影響も受ける。本研究では,OPEの抗菌活性と疎水性の構造活性相関を調べるため,2種の第3級アンモニウム含有OPE(T-OPE)と2種の第4級アンモニウム塩含有OPE(Q-OPE)を合成し,それらの光化学特性,抗菌活性および作用機序を調べた。抗菌活性の評価には大腸菌Escherichia coliと黄色ぶどう球菌Staphylococcus aureusを用いた。T-OPEはQ-OPEと比較して光照射下でより多くの細菌細胞を効果的に死滅させた。同じ長さの炭素鎖を有するQ-OPEとT-OPEの1O2生成能力には違いが見られなかったが,OPEの膜摂動活性の強さは殺菌能力の強さの順序と一致していた。脂質単層挿入アッセイによって,T-OPEがQ-OPEよりも強力に脂質膜と相互作用することが判明しており,これはT-OPEはより効果的に細胞膜内へ移行し,より効果的な1O2産生による殺菌作用をもたらすことを示唆する。OPEの光誘発性抗菌作用は基本的には1O2によるものであるが,膜摂動能力が殺菌能力を調整し,決定していると考えられる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
アルキン  ,  薬物の合成  ,  薬物の構造活性相関  ,  抗細菌薬の基礎研究 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る