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J-GLOBAL ID：201702242597339006   整理番号：17A1366914

離島マイクログリッドにおける再生可能エネルギー導入に伴うコスト効率的な系統安定化対策について

Cost-effective Methodology for Grid Stabilization to Introduce Renewable Energy in Micro-grid

著者 (1件)： 小川忠之 ((独)国際協力機構)
資料名： 電気学会論文誌 B  (IEEJ Transactions on Power and Energy)
巻： 137  号： 9  ページ： 632-636(J-STAGE)  発行年： 2017年 
JST資料番号： S0809A  ISSN： 0385-4213  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 大洋州のモデル地域にて再エネ連系における制約(短周期,長周期)を踏まえた系統安定化対策を検討し,均等化発電原価(LCOE)に基づく経済性評価を実施することにより,複数の系統安定化対策のコスト効率性を検証した。理論的には,長周期変動対策用蓄電池を必要としないPVシステムの導入限界容量においてLOCEは最小となるが,現実的にはPV設置場所の制約や配電系統増強に必要となる費用を踏まえ,最適な導入容量を詳細に検討する必要がある。長周期変動対策としては,現在の蓄電池単価を前提とすると,多くの場合PV出力抑制により高位出力を制限する方法が経済的であると考えられる。

シソーラス用語： 島 ,  *マイクログリッド ,  再生エネルギー ,  効率 ,  *系統連系 ,  経済分析 ,  経済性 ,  電力系統 ,  *系統安定度 ,  二次電池 ,  原価低減 ,  最適化 ,  *太陽光発電
準シソーラス用語： コスト効率 ,  発電原価 ,  設備容量 ,  発電出力 ,  出力抑制

著者キーワード (4件)： 離島マイクログリッド ,  系統安定化 ,  micro-grid ,  grid stabilization

分類 (1件)： 電力系統一般  (NB02000E)

引用文献 (3件)：

• (1) 資源エネルギー庁:再生可能エネルギー導入に伴う系統安定化費用の考え方について (2015)
• (2) 電力系統における常時及び緊急時の負荷周波数制御調査専門委員会:「電力系統における常時及び緊急時の負荷周波数制御」, 電気学会技術報告, No. 869 (2002)
• (3) 国際協力機構((株)沖縄エネテック):セーシェル国離島マイクログリッド開発マスタープラン策定プロジェクト (2016)

タイトルに関連する用語 (7件)： 離島 ,  マイクログリッド ,  再生可能エネルギー ,  コスト効率 ,  系統 ,  安定化 ,  対策