抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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患者は女性、60歳、「乾咳15日、加重2日」のため、2015年12月3日に入院した。患者は15日前に明らかな誘因なく発作性咳が出現し、喀痰がなく、息苦しい、息切れなし、喀血がなく、悪心と嘔吐がなく、めまいがなく、当時は重視されず、治療しなかった。2日前に咳が重くなり、当病院で診察を受け、胸部CT検査では以下のようになった。両肺の多発性結節、境界は比較的に明瞭で、無毛及び分葉があり、直径は2~25mmで、両肺上葉の分布は主であり、右肺の中葉の内側節の結節内に薄い空洞が見られ(図1、2)、“双肺多発性結節”と診断された。転移腫瘍?「収入院」。患者は20年前に子宮筋腫手術歴があった。2型糖尿病歴7年。体格検査;体温36.3 °C、脈拍72回/min、血圧126/90 mmHg(1 mmHg=0.133 kPa)、呼吸頻度18回/min、酸素飽和度(自然状態)98%、頚部、鎖骨上リンパ節腫大を触知しなかった。両肺の呼吸音が粗く、乾湿性の音を聴取しなかった。心腹と神経系検査は陰性であった。入院後補助検査を行った。血液検査では,白血球が6.4×109/L,好中球が0.45,ヘモグロビンが153g/L,血小板が145×109/Lであった。C反応性蛋白質は17.1mg/Lであった。ESRは53mm/1hであった。抗核抗体(ANA)、抗dsDNA、抗好中球細胞質抗体(ANCA)は陰性であった。痰菌塗抹標本培養、真菌塗抹培養、抗酸桿菌染色は陰性であった。肝臓と腎臓の機能,血中脂質は正常で,空腹時血糖は9.83mmol/Lであり,ニューロン特異性エノラーゼ(NSE)は65.75μg/Lであった(正常値:≦17μg/L)。PPD試験は陰性であった。末梢血β-D-グルカンの定量検査(G試験)は30.93ng/L(正常な参考値:0~60ng/L)、血液クリプトコッカス菌莢膜多糖抗原ラテックスの凝集試験は陰性であった。胸部増強CTでは以下のことを示した。両肺に結節状の大きさの高密度の影が見られ、その中の右肺中葉の内側節の結節内に小さい片状の低密度の影が見られた。増強後、結節は軽度に強化され、腫大リンパ節は見られなかった。PET-CTにより、両肺に多発性の大きさの異なる結節影が認められ(図3、4)、一部の結節内に空洞と軽度のFDG代謝がやや増加した(SUVmaxは0.95~1.23)。胃カメラと腸鏡検査では明らかな異常を認めなかった。超音波気管支鏡+仮想ナビゲーション(EBUS-GS)は右中葉の内側に一つの12.5mm ×11.9mmの大きさの低エコー結節影があり、内部の反響はやや不均一である。気管支鏡検査(TBLB)により病理検査を行った。少量の肺組織慢性炎。Data from Wanfang. Translated by JST【JST・京大機械翻訳】