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J-GLOBAL ID：201702242602044803   整理番号：17A0793120

ナノディスク擬固定相を用いた界面動電クロマトグラフィーによるりん脂質二重層親和性と溶媒和特性【Powered by NICT】

Phospholipid bilayer affinities and solvation characteristics by electrokinetic chromatography with a nanodisc pseudostationary phase

著者 (4件)： Penny William M. (Department of Chemistry and Biochemistry, University of Montana, Missoula, MT, USA) ,  Steele Harmen B. (Department of Chemistry and Biochemistry, University of Montana, Missoula, MT, USA) ,  Ross J.B. Alexander (Department of Chemistry and Biochemistry, University of Montana, Missoula, MT, USA) ,  Palmer Christopher P. (Department of Chemistry and Biochemistry, University of Montana, Missoula, MT, USA)
資料名： Electrophoresis  (Electrophoresis)
巻： 38  号： 5  ページ： 738-746  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0626B  ISSN： 0173-0835  CODEN： ELCTDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1,2-ジミリストイル-sn-glycero-3-ホスホコリンと合成マレイン酸-スチレン共重合体帯からなるリン脂質二重層ナノディスクは,界面動電クロマトグラフィーにおける擬似固定相(PSP)として導入し,良好な性能を実証した。ナノディスクは,適切な移動範囲と高い理論段数を提供した。このナノディスク擬固定相を用いて,プローブ溶質の二層構造の親和性を決定し,特性化した。溶質の特定のカテゴリーの保持因子とオクタノール水分配係数の間の観察された良好な相関が,ナノディスクは,水素結合ドナーのオクタノールよりも強い親和性を示すので,主に一般的な相関は弱かった。はこの技術のより適切な応用は溶質と脂質二分子層の間の相互作用を測定し,特性化することを示唆した。本研究でナノディスク溶質相互作用の線形溶媒和エネルギー関係解析は,ナノディスクは,低凝集と弱い水素結合供与能力による溶媒和環境を提供し,比較的強い水素結合アクセプタ強度を提供することを示した。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 理論段数 ,  *固定相 ,  キャラクタリゼーション ,  *親和性 ,  脂質二分子膜 ,  プローブ ,  凝集 ,  相互作用 ,  溶質 ,  *界面 ,  水素結合 ,  *溶媒和 ,  線形性
準シソーラス用語： *二重層 ,  *ナノディスク , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： DMPC ,  界面動電クロマトグラフィー ,  溶媒和エネルギーの直線関係 ,  ナノディスク ,  りん脂質二分子層

分類 (1件)： 電気泳動分析  (CC04017K)

タイトルに関連する用語 (7件)： ナノディスク ,  固定相 ,  界面 ,  動電クロマトグラフィー ,  りん脂質二重層 ,  親和性 ,  溶媒和