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J-GLOBAL ID:201702242635119484   整理番号:17A0052944

高位脛骨骨切り術の臨床シナリオにおけるβ-リン酸三カルシウムとヒドロキシアパタイトの骨伝導性と吸収性の比較

Comparison of osteoconductivity and absorbability of beta-tricalcium phosphate and hydroxyapatite in clinical scenario of opening wedge high tibial osteotomy
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資料名:
巻: 27  号: 12  ページ: Article:179,1-7  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: W0004A  ISSN: 0957-4530  CODEN: JMTSAS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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本研究の目的は,高脛骨骨切り術の臨床シナリオにおけるヒドロキシアパタイトまたはβ-リン酸三カルシウムの骨伝導性と吸収性を比較することであった。1年以上経過観察した40人の患者の合計41膝を登録した。これらの患者は,開放隙間の代わりにヒドロキシアパタイトを使用した第I群(22膝,21人の患者)と,β-リン酸三カルシウムを使用した第II群(19膝,19人の患者)の2群に分けた。実証された方法により,骨伝導性は,骨切り術空間における新生骨形成の程度によって放射線学的に評価し,吸収性は,術後6ヶ月と1年直後に代用が占める面積を測定することによって評価した。術前の人口統計データに関して,2つの群の間に有意差は見られなかった。術後および最終追跡撮影時の下肢アライメント(機械的大腿頸部角度,体重保持線%)および後脛骨勾配に関して,2つの群の間に統計的有意差は見いだされなかった。骨伝導性に関しては,いずれの区域においても2群間に有意差はなかった。しかし,吸収速度は,6ケ月(第I群:13.7±6.8,第II群:35.3±15.8,P=0.001)及び1年(第I群:24.2±6.3,第II群:49.6±14.3,P<0.0001)で,第I群より第II群のほうが有意に大きかった。骨代用材に関連する合併症は観察されなかった。ヒドロキシアパタイトとβ-リン酸三カルシウムの両方は,合併症のない良好な癒合を示し,楔状の高位脛骨骨切り術における代替治癒材料として首尾よく使用できた。β-リン酸三カルシウムはヒドロキシアパタイトより優れた吸収性を有することを示した。しかし,骨伝導性は有意差を示さなかった。Copyright 2016 Springer Science+Business Media New York Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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医用素材  ,  運動器系の臨床医学一般 

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