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J-GLOBAL ID：201702242678459438   整理番号：17A1046688

リチウムイオン電池のレート性能と生産性を向上させる為のタングステン酸アンモニウムで改質したリチウムが豊富なLi_1+xNi_0.35Co_0.35Mn_0.30O₂

Ammonium tungstate modified Li-rich Li_1+xNi_0.35Co_0.35Mn_0.30O₂ to improve rate capability and productivity of lithium-ion batteries

著者 (6件)： AIDA Taira (Sumitomo Metal Mining Co., Ltd., Ehime, JPN) ,  TSUTSUI Yusuke (Sumitomo Metal Mining Co., Ltd., Ehime, JPN) ,  KANADA Satoshi (Sumitomo Metal Mining Co., Ltd., Ehime, JPN) ,  OKADA Jiro (Sumitomo Metal Mining Co., Ltd., Ehime, JPN) ,  HAYASHI Kazuhide (Sumitomo Metal Mining Co., Ltd., Chiba, JPN) ,  KOMUKAI Tetsufumi (Sumitomo Metal Mining Co., Ltd., Ehime, JPN)
資料名： Journal of Solid State Electrochemistry  (Journal of Solid State Electrochemistry)
巻： 21  号： 7  ページ： 2047-2054  発行年： 2017年07月 
JST資料番号： W1021A  ISSN： 1432-8488  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： リチウムイオン電池の正極材料であるLiNi_1-x-yCo_xMn_yO₂の性能向上の為に過剰のリチウムを含む組成が検討されて来た。これにより高いレート性能とサイクル性の向上が達成されたが,一方で,LiOHのような残留リチウム化合物を生じ,これが正極の作製の際にバインダーをゲル化させ,また充放電中にガスを発生させることで電池を膨張させ,またクーロン効率を低下させる問題があり,実用化への障害となっている。ここではメタタングステン酸アンモニウムを活物質にたいして0.8重量%以下で添加することにより,表面に残留するLiOHを中和してこれらの問題を解消し,また表面に形成された薄いタングステン豊富な層により放電のレート性能が向上することを示した。

シソーラス用語： *リチウムイオン電池 ,  電極材料 ,  *アンモニウム化合物 ,  *タングステン酸塩 ,  *添加物効果 ,  添加剤 ,  *性能 ,  マンガン酸塩 ,  コバルト酸塩 ,  ニッケル酸塩 ,  リチウム化合物 ,  *カソード
準シソーラス用語： タングステン酸アンモニウム ,  正極材料 ,  電池性能

分類 (4件)： 二次電池  (YB04030K) ,  塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E) ,  電極過程  (CB07040U)

タイトルに関連する用語 (5件)： リチウムイオン電池 ,  レート ,  タングステン酸アンモニウム ,  改質 ,  リチウム