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J-GLOBAL ID：201702242742409539   整理番号：17A0568970

非常に小さいQ²を含む最も高精度なHERAデータのダイポール解析

Dipole model analysis of highest precision HERA data, including very low Q²

著者 (2件)： LUSZCZAK A. (T. Kosciuszko Cracow Univ. Technol., Cracow, POL) ,  KOWALSKI H. (Deutsches Elektronen-Synchrotron DESY, Hamburg, DEU)
資料名： Physical Review. D  (Physical Review. D)
巻： 95  号： 1  ページ： 014030.1-014030.8  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： D0748A  ISSN： 2470-0010  CODEN： PRVDAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 著者達は,最近ダイポール模型の枠組みで,高精度インクルーシブHERAデータを調べた。この模型は,多くの研究により,低xおよび低Q²領域におけるQCD反応の自然な記述を与えることがわかってきている。極最近,相関誤差の完全な集合を与える,最終的な低x領域におけるインクルーシブHERA DIS断面積データが公表された。この論文では,この相関誤差を用いて評価された最も高精度なデータを用い,ダイポール模型の枠組みでのHERAデータの解析をさらに推し進めた。これらのデータは,Q²の値が3.5GeV²から最も高い250GeV²まで,ダイポール模型で非常によく記述されることを示した。グルーオン飽和効果を調べるため,非常に低い0.35<Q²GeV²領域も含めデータを評価した。その結果,この領域を含むフィットは,飽和アンザッツを含めることを支持することを示した。

シソーラス用語： 包括反応 ,  散乱 ,  精度 ,  誤差 ,  *高エネルギー領域
準シソーラス用語： インクルーシブ反応 ,  *グルオン飽和 ,  *レプトン-核子散乱 ,  高精度 ,  相関誤差

分類 (2件)： 光子及び荷電レプトンとハドロンとの相互作用  (BF03070K) ,  強い相互作用の模型  (BF02040W)

タイトルに関連する用語 (2件)： ダイポール ,  解析