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J-GLOBAL ID:201702242758854313   整理番号:17A1304602

Synechococcus elongatus cscBおよびPseudomonas putida cscABの合成混合培養におけるポリヒドロキシアルカノエートの光独立栄養的生産

Photoautotrophic production of polyhydroxyalkanoates in a synthetic mixed culture of Synechococcus elongatus cscB and Pseudomonas putida cscAB
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巻: 10  号: July  ページ: 10:190 (WEB ONLY)  発行年: 2017年07月 
JST資料番号: U7022A  ISSN: 1754-6834  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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背景 現在および将来の世代の主要な課題の一つは,今日我々が依存している化石資源の適切な代替物を見つけることである。シアノバクテリアの炭水化物は,農作物ベースの原料と比べて有望な産生率を示す,燃料および化学製品の生産のための工業バイオテクノロジーにおける新しい再生可能原料として議論されてきた。しかしながら,シアノバクテリアの生物工学的化合物を産生する本質的な能力は限られており,産生量も少ない。結果 本論文では,CO2からポリヒドロキシアルカノエート(PHA)のカーボンニュートラル生産をするための合成細菌共培養を用いることにより,これらの問題を回避するための方法について示した。共培養は2種類のバイオモジュールにより構成される。バイモジュールIでは,シアノバクテリア株Synechococcus elongatus cscBによりCO2が固定され,ショ糖に変換された後,培養上清中に放出される。バイモジュールIIでは,ショ糖がPseudomonas putida cscABの炭素源となり,PHAに変換されて細胞質に蓄積される。窒素制限プロセスを適用することにより,23.8mg/(L day)の最大PHA産生率および156mg/Lの最大力価が達成された。本プロセスの現時点での欠点について考察し,将来の改良の可能性について示す。結論 これらの結果から,PHA産生のためのS.elongatus cscBおよびP.putida cscABの混合培養の実行可能性が示され,P.putidaについて記述されている多くの可能性のある産物のための場所が得られた。より効率的にショ糖を利用するP.putidaの表現型を構築し,プロセス条件を最適化することにより,生産量および生産性が上昇し,最終的に現在のプロセスにおけるギャップがなくなると推測される。長期的には,共培養は付加価値生産物を生物工学的に生産する合成代謝経路の実行のための土台としてP.putidaを用いるプラットフォームプロセスとして役立つと推測された。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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工業的培養法,装置 
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