抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿は,レーザ計測による樹木の3Dモデリングへの応用について報告した。先ず,植物や森林を対象とした,特に航空レーザ計測技術の事例は年々増加しているが,事例の多くは樹木点群の削除のフィルタリング開発や森林植生に関わる解析や緑被率の算出,植物分布の可視化などが主流であること,本研究では,樹木点群の処理を段階的に行うことで,詳細で樹種判別が容易に認識可能であるモデルの作成が可能であることを示すこと等を報告した。次に,3D樹木モデルの作成,考察について報告した。最後に,課題として,本研究のレーザ計測による樹木点群の活用法としてこの技術を浸透させるには,時間の削減が最も必要な課題となっていること,作成された3D樹木モデルをライブラリとして使用する他に,3D樹木モデルに樹木の生長に関するモデル式を反映させ,成長予測を行うことを目標としていること等を報告した。