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J-GLOBAL ID：201702242809018932   整理番号：17A0642142

透過型電子顕微鏡とRaman分光法によりin situで検討した二酸化硫黄酸化反応のためのバナジア系触媒

Vanadia-Based Catalysts for the Sulfur Dioxide Oxidation Studied In Situ by Transmission Electron Microscopy and Raman Spectroscopy

著者 (5件)： CAVALCA F. (Haldor Topsoe A/S, Kgs. Lyngby, DNK) ,  BEATO P. (Haldor Topsoe A/S, Kgs. Lyngby, DNK) ,  HYLDTOFT J. (Haldor Topsoe A/S, Kgs. Lyngby, DNK) ,  CHRISTENSEN K. (Haldor Topsoe A/S, Kgs. Lyngby, DNK) ,  HELVEG S. (Haldor Topsoe A/S, Kgs. Lyngby, DNK)
資料名： Journal of Physical Chemistry C  (Journal of Physical Chemistry C)
巻： 121  号： 6  ページ： 3350-3364  発行年： 2017年02月16日 
JST資料番号： W1877A  ISSN： 1932-7447  CODEN： JPCCCK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 工場からのSO₂ガスの排出を抑える為に,バナジア系触媒による接触酸化で硫酸として濃縮化することが行われる。ここでは,モデル系として,ナノ多孔性のシリカ球にピロ硫酸カリウム,ピロ硫酸セシウム及び硫酸バナジウムを担持した触媒によるSO₂/O₂ガス混合物での触媒反応の機構を調べた。触媒反応の加熱温度ではピロリン酸塩の溶融相中にバナジウムのピロ硫酸錯体が溶存しこれが活性種となる。担体の凹部には溶融状態で分布するが,活性の低下とともに凸部に固体の析出と不活性なV^IV種の生成が同時に起ることが判った。またCsの添加によりピロ硫酸バナジウムがより低温で形成され,V^Vを安定化させることで触媒活性を向上させる効果があることを示した。

シソーラス用語： *二硫酸塩 ,  透過型電子顕微鏡 ,  Raman分光法 ,  *二酸化硫黄 ,  *接触酸化 ,  *バナジウム化合物 ,  *カリウム化合物 ,  *セシウム化合物 ,  多孔質体 ,  二酸化ケイ素 ,  *担持触媒 ,  反応機構 ,  *融解塩 ,  触媒活性
準シソーラス用語： ピロ硫酸塩 ,  多孔質シリカ

分類 (5件)： 塩  (CD01050V) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  融解塩  (CB05050R) ,  コロイド化学一般  (CB11010C) ,  有害ガス処理法  (SC04030H)

タイトルに関連する用語 (6件)： 透過型電子顕微鏡 ,  Raman分光法 ,  二酸化硫黄 ,  酸化反応 ,  バナジア ,  触媒