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J-GLOBAL ID:201702242812851123   整理番号:17A1481016

Methylsulfonylmethane(MSM)は胃粘膜損傷に対して有効である【Powered by NICT】

Methylsulfonylmethane is effective against gastric mucosal injury
著者 (2件):
資料名:
巻: 811  ページ: 240-248  発行年: 2017年 
JST資料番号: B0841A  ISSN: 0014-2999  CODEN: EJPHAZ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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メチルスルホニルメタン(MSM)は,天然有機硫黄化合物は,栄養補助食品として広く使用されている。MSMはその抗炎症および抗酸化特性を介して種々の障害に対して保護作用を有するが胃粘膜損傷に対するMSMの効果は不明のままである。本研究の目的は,MSMはマウスにおけるエタノール/HCl誘発胃潰ように対する有益な効果を持つかどうかを決定することである。胃粘膜の巨視的および組織病理学的評価はエタノール/HCl投与は見かけの粘膜損傷が形成されたことを明らかにした,MSM(200および400mg/kg,経口投与)による前処理は,酸性化エタノールによる損傷に対する胃粘膜を効果的に保護することができた。MSMは有意にグルタチオン(GSH),カタラーゼ(CAT)およびプロスタグランジンE_2(PGE_2)のレベルを増加させ,エタノール群と比較して胃組織中のマロンジアルデヒド(MDA),ミエロペルオキシダーゼ(MPO),カルボニル蛋白質,および一酸化窒素(NO)のレベルを低下させた。MSMは炎症性サイトカインの腫瘍壊死因子(TNF)-α,インターロイキン(IL)- 1β,IL-6,単球走化性蛋白質(MCP)- 1およびマトリックスメタロプロテイナーゼ(MMP) 9低下により胃の炎症を抑制した。さらに,MSMによるマウスの前処理は,胃粘膜の炎症の重要な調節因子としての核因子カッパB(NF κB)の発現を減少させた。まとめると,これらのデータは,MSMは酸化ストレスおよび炎症の抑制によるエタノール/HCl誘発胃粘膜損傷の重症度を減少させることを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (2件):
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消化器の基礎医学  ,  消化器作用薬の基礎研究 
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