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J-GLOBAL ID:201702242827194691   整理番号:17A1129883

クラドリビンで治療された全身性肥満細胞症患者における進行性多巣性白質脳症【Powered by NICT】

Progressive multifocal leukoencephalopathy in a patient with systemic mastocytosis treated with cladribine
著者 (5件):
資料名:
巻: 88  ページ: 17-20  発行年: 2017年 
JST資料番号: W3241A  ISSN: 1386-6532  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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進行性多巣性白質脳症(PML)はヒトポリオーマウイルスJC(JCPyV)によって引き起こされる稀な日和見脳感染症である。薬物クラドリビンによる特定の問題はCD4~+T細胞の長期抑制,PMLのための良く知られた危険因子であると考えられる。67歳男性は非定常歩行,構音障害および機能不全の右腕の3週間の病歴を示した。七年前に,患者は色素性じん麻疹,及び2年後に侵襲性全身性肥満細胞症と診断されていた。クラドリビン治療した開始と有効と考えたが,経過より,重篤な貧血および再発エピソードサルモネラ関連胃腸炎の発作を併発した。患者のリンパ球数は最低レベルで0.1×10~9Lに低下したが,徐々に上昇した。これにもかかわらず,与えられたクラドリビンの最終投与の6か月後,患者はヘルペス性口内炎を経験し,血液中に存在するCMVを有し,最終的に神経学的症状を発症した。MRIスキャンはPMLと互換性のある右小脳半球に病変を明らかにし,CSFのPCR分析によると,323950コピー/mlの負荷でJCPyV DNAの陽性を示した。病的細胞はCSFフローサイトメトリーに見られなかった。CD4/CD8~ 比は0.45(160CD4~+細胞/mm~3と360CD8~+細胞/mm~3)であった。患者は3週間後に永眠した。PMLはクラドリビンの使用による長期のリンパ球減少症の結果である可能性がある。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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感染症・寄生虫症一般 
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