エントロピースロットリングの向上:相互接続ネットワークにおける新しい注入制御のクラス

YOKOTA Takashi; OOTSU Kanemitsu; OHKAWA Takeshi

文献

J-GLOBAL ID：201702242849026063 整理番号：17A0223289

エントロピースロットリングの向上:相互接続ネットワークにおける新しい注入制御のクラス

Enhancing Entropy Throttling: New Classes of Injection Control in Interconnection Networks

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資料名：
巻： E99.D 号： 12 ページ： 2911-2922(J-STAGE) 発行年： 2016年
JST資料番号： U0469A ISSN： 1745-1361 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：日本 (JPN) 言語：英語 (EN)

最先端の並列コンピュータは,並列処理で成長していて,相互接続ネットワークにおいて多くのことを必要とした。効果的かつ実用的な相互接続ネットワークのための研究開発における広範囲の努力を報告しているが,問題はいまだにあった。最大の問題の1つは,スループットと待ち時間の観点からネットワーク性能を最大化しようとする輻輳制御であった。スロットリング,またはインジェクション制限は,輻輳制御の中心概念の1つであった。著者らは,パケットのエントロピー概念を基礎とする新しい種類のスロットリング方法のエントロピースロットルを提案した。スロットリング方法は部分的に成功しているが,その可能性については十分に検討していなかった。本稿では,エントロピースロットリング方法の機能を包括的に評価することを目的とした。本稿での主要な効果は,ヒステリシス関数とガード時間の2つの考え方を導入すること,そしてまた,定常および非定常の通信状況における広い性能特性を明らかにすることであった。新しいアイデアを導入することで,エントロピースロットリング方法を拡張した。拡張した方法は,集合通信における非スロットリングの場合と比較して,最良のケースで3.17倍,平均で1.47倍の通信性能を改善するが,一方では,その方法は,安定した通信性能を維持することができた。(翻訳著者抄録)

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通信網 , 計算機網

引用文献 (23件)：

[1] J. Duato, S. Yalamanchili, and L. Ni, Interconnection Networks: An Engineering Approach, Morgan Kaufmann, 2003.
[2] W.J. Dally and B. Towles, Principles and Practices of Interconnection Networks, Morgan Kaufmann, 2004.
[3] L.M. Ni and P.K. McKinley, “A survey of wormhole routing techniques in direct networks,” Comput., vol.26, no.2, pp.62-76, Feb. 1993.
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[5] W.J. Dally, “Virtual-channel flow control,” IEEE Trans. Parallel Distrib. Syst., vol.3, no.2, pp.194-205, March 1992.

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