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J-GLOBAL ID:201702242873704230   整理番号:17A0581334

アイスランドのテフラ堆積物から再移動した火山灰雲中の粒子質量負荷の定量化

Quantifying the mass loading of particles in an ash cloud remobilized from tephra deposits on Iceland
著者 (5件):
資料名:
巻: 17  号:ページ: 4401-4418 (WEB ONLY)  発行年: 2017年04月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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南アイスランドのテフラ堆積物上の強い地上風は,2013年9月16日~17日に火山灰のかなりの量の再浮遊と移流をもたらした。再浮遊した火山灰雲は,北大西洋上空を南東へと輸送され,当時の晴天は,衛星画像で例外的に良く観測された。このイベントで再浮遊した火山灰の全質量を定量するために,衛星測定結果を放射伝達と拡散のモデルを組合せた。通常,爆発的噴火からの火山灰雲は,負の輝度温度差(BTD)信号により,衛星測定で特定される。しかし,この方法は火山灰が大気中で高い高度にあることを仮定する。2013年9月16日の南アイスランドの対流圏の気温逆転により,再浮遊火山灰雲は<2km a.s.lの高度に制約された。代わりに,正のBTD信号が衛星測定から火山灰を含む画素を特定するために利用できることを示した。Suomi National Polar-orbiting Partnership(NPP)に搭載のVisible Infrared Imaging Radiometer Suite(VIIRS)により行われた測定から,この方法を用いて特定された火山灰雲の時間と位置は,拡散モデルNAME(Numerical Atmospheric-dispersion Modelling Environment)を用いたモデル予測と良く一致した。全カラム質量負荷は,再浮遊火山灰雲の低い高度を考慮した最適の推定方法を用いてVIIRSデータから求め,NAMEでの再浮遊火山灰スキームの放出速度をキャリブレーションするために用いた。このイベントでの再浮遊の発生源地域としてエイヤフィヤトラヨークトルとグリムスヴォトン(Grimsvotn)の最近の噴火からのテフラ堆積物を考え,火山灰~0.2Tgが2013年9月16日~17日に再移動したと推定した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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気象学一般  ,  粒状物調査測定 

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