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J-GLOBAL ID:201702242906380688   整理番号:17A0154854

癌治療のための食事フェノール類の役割についての概説

An overview on the role of dietary phenolics for the treatment of cancers
著者 (4件):
資料名:
巻: 15  号: Dec  ページ: 15:99 (WEB ONLY)  発行年: 2016年12月 
JST資料番号: U7032A  ISSN: 1475-2891  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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植物由来フェノール化合物は主要なプロセスを調節する遺伝子(a)正常細胞の発癌性形質返還,b)腫瘍の増殖と成長,c)血管新生と転移)の改変により癌の開始と進行を阻害することが示されている。植物フェノールによる癌細胞死の分子機構を解明している最近の研究から,a)PIK3やAkt等の発癌性サバイバルキナーゼ,b)Erk1/2,D型サイクリン,サイクリン依存性キナーゼ(CDKs)等の細胞増殖調節体,c)NF-kβ,NRF2,STATs等の転写因子,d)ヒストンデアセチラーゼ,HDAC1,HDAC2,e)血管新生因子VEGF,FGFR1,MIC-1のダウンレギュレーションが示されている。また最近の研究から,フェノール化合物は腸内微生物によって変換され,その生物活性を高める付加的特性を獲得することが示されている。in vitro,前臨床および疫学研究において,植物フェノール酸類が癌増殖遅延に関与することが示されている。しかしこれまでにヒトの腫瘍増殖阻害における植物フェノール化合物の役割を検討した臨床試験はない。さらに,フェノール酸類豊富な食事による治療についていくつかの変化が報告されており,フェノール酸類の癌治療利用に関心が高まっている。そこで,著者らは以下のことを検討した。a)抗癌活性に必要なフェノール酸類の重要な構造的特性の解明,b)フェノール化合物の作用機構と腸内微生物による変換についての報告の再考,c)フェノール化合物とフェノール化合物含有エキスの動物における毒性面および抗腫瘍特性の更新。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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腫ようの実験的治療  ,  食品の化学・栄養価 
物質索引 (4件):
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タイトルに関連する用語 (4件):
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