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J-GLOBAL ID:201702242938517971   整理番号:17A0835127

載荷速度が相欠き仕口の剛性・耐力・エネルギー吸収性能に及ぼす影響-相欠き仕口を用いた木造面格子壁の動的性状に関する研究-

EFFECT OF LOADING RATE ON STIFFNESS, STRENGTH AND ENERGY ABSORPTION PERFORMANCE OF HALF-LAP JOINT-Study on dynamic behavior of wooden grid wall used half-lap joint-
著者 (4件):
資料名:
号: 737  ページ: 1063-1070  発行年: 2017年07月30日 
JST資料番号: F0393B  ISSN: 1340-4202  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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木造面格子壁について,仕口数,仕口間隔,載荷速度をパラメータとして相欠き仕口の動的載荷実験を行い,構造性能について比較・考察し,以下の知見を得た。1)載荷速度0.01~50kineの範囲では,耐力・等価粘性定数・履歴エネルギーに載荷速度による影響は確認できなかった。剛性は0.01~1kineと30~50kineを境に載荷速度の増加に伴い大きくなる傾向が確認できた。2)仕口数の増加に伴い,耐力・履歴エネルギーともに増加する傾向が把握された。剛性も増加したが,載荷速度により増加割合に一部のばらつきが確認された。3)格子間隔の違いによる耐力・履歴エネルギーの変化は確認されなかったが,剛性は載荷速度が大きいほど,格子間隔が狭い方が大きな値を示した。4)加算則の検証では,各載荷速度で基準化した曲げモーメント-回転角関係および各特性値は概ね一致する結果となった。5)等価粘性定数は回転角の増加に伴い各試験体とも0.10~0.15の範囲に収束した。
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分類 (1件):
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木構造 
引用文献 (18件):
  • 1) (財)日本住宅・木材技術センター : 土塗壁・面格子壁・落とし込み壁板壁の壁倍率に係る技術解説書, 2004.2
  • 2) 廣石秀造, 岡田章, 宮里直也, 佐藤公紀, 斎藤公男 : 木造面格子壁の格子間隔が剛性と耐力に及ぼす影響, 日本建築学会構造系論集, Vol. 78, No. 694, pp. 2183-2190, 2013.12
  • 3) 岩田聖司, 竹村雅行, 稲山正弘, 村上雅英 : 在来軸組工法木造住宅の構造設計手法の開発 その60 面格子壁の面内せん断試験, 日本建築学会大会学術講演梗概集, C-1, pp. 377-378, 2002.8
  • 4) 岩崎敏之, 竹村雅行, 稲山正弘, 村上雅英 : 在来軸組工法木造住宅の構造設計手法の開発 その61 直交面格子壁の剛性・耐力算定式, 日本建築学会大会学術講演梗概集, C-1, pp. 379-380, 2002.8
  • 5) 北守顕久, 鄭基浩, 南宗和, 小松幸平 : 相欠き格子耐力壁の剛性算定に係わる隙間の影響評価長期的試験における検証,構造工学論文集, Vol. 55B,pp. 109-116,2009.3
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