抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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熱流束特性の正確な理解は,アルミニウム再加熱炉における再生バーナーの効率的な適用に必須である。本研究では,バーナー面(Z=0mm)における熱流束特性に影響するため,炉温度,空気過剰率,及び火炎燃焼モードに従い,最良の利用可能なバーナーのデータベースを確立するために,一連の実験を行った。熱流束モデルを炉内の熱伝達を推定するために熱流束モデルを開発した。また,外の2つの水平レベル(Z=400mm及びZ=750mm)の熱流束割合を調査した。熱流束の輪郭プロファイルにより,総熱流束(THF)と放射熱流束(RHF)が,炉の温度上昇(900~1100°C)とともに増加することを示した。低空気過剰率(1.2~1.3,炉温1100°C)は,熱流束勾配を減少させるだけでなく,高いTHF面積及び最大RHFを拡大するのに寄与した。無炎燃焼モードが,従来の燃焼モードよりも大きな平均THF及びRHF均一性を示した。そのために,運転条件1(ガス速度,90m/s,空気過剰率,1.2;無炎燃焼)の燃焼効果は,外の条件よりも良好であった。炉温度及び空気過剰率の変化は,対流係数に少し影響を及ぼしたが,燃焼モードは対照的であった。バーナー面全体での測定熱流束から推定した熱流束分布は,バーナーBの軸の適合線と一致した。シミュレーションした方程式の切片はわずかに過小評価したが,誤差を実験条件の改善により取り除いた。ここに示した結果を,すべての再生バーナーに同様に適用した。3つの水平レベル間の熱流束の比較により,RHF割合は,各レベルでTHFの約80%を構成し,また,低レベルから高レベルにおいてTHFのわずかに増加する(21.1kW/m
2)ことを示した。(翻訳著者抄録)