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J-GLOBAL ID:201702243083183897   整理番号:17A1168267

乳癌におけるPD-L1の予後的価値:メタ分析【Powered by NICT】

Prognostic Value of PD-L1 in Breast Cancer: A Meta-Analysis
著者 (10件):
資料名:
巻: 23  号:ページ: 436-443  発行年: 2017年 
JST資料番号: W2517A  ISSN: 1075-122X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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プログラム細胞死1リガンド1(PD-L1)は癌免疫療法のための有望な治療標的である。しかし,PD-L1と乳癌生存率との間の相関は不明のままである。ここでは,乳癌におけるPD-L1の予後的価値を調査した最初のメタ分析を提示した。PD-L1発現と乳癌生存率を評価する関連研究のためのPubmed,Embase,Cochrane Central Registerof Controlled Trialsデータベースを検索した。固定および変量効果メタ分析を含む研究の不均一性に基づいて実施した。出版バイアスをファンネルプロット,Begg試験により評価した。全体で8583名の患者と九種の関連研究が含まれた。PD-L1過剰発現は乳癌患者の25.8%であった。PD-L1(+)は,いくつかの高リスク予後指標と関連した非浸潤性乳管癌(p=0.037),高い腫瘍グレード(p=0.000),ER陰性電位(p=0.000),PR陰性電位(p=0.000),HER2陽性(p=0.001)と攻撃的分子サブタイプ(HER2豊富で基底細胞様P=0.000)。PD-L1過剰発現は無転移生存(HR 0.924, 95% CI=0.747 1.141, p=0.462),無病生存率(HR 1.122, 95% CI=0.878 1.434, p=0.357)と全体的な生存(HR 0.837, 95% CI=0.640 1.093, p=0.191)に有意な影響を与えなかったが,有意に短縮全生存(HR 1.573, 95% CI=1.010 2.451, p=0.045)と相関した。乳癌におけるPD-L1過剰発現は予後不良を示した複数の臨床病理学的パラメータと関連し,死亡率のリスクを増加させる可能性がある。PD-L1評価アッセイと良く制御された臨床試験の標準化がその予後および治療的価値を明らかにすることが必要である。Copyright 2017 Wiley Publishing Japan K.K. All Rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】
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分類 (1件):
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腫ようの化学・生化学・病理学 
タイトルに関連する用語 (5件):
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