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J-GLOBAL ID：201702243159084172   整理番号：17A0382494

無線モバイルアンテナにおける印刷用紙利用メタ材料を用いたEM吸収低減

EM absorption reduction in wireless mobile antenna using printed paper-based metamaterial

著者 (6件)： ALAM Touhidul (Universiti Kebangsaan Malaysia, Bangi, MYS) ,  ISLAM Mohammad Tariqul (Universiti Kebangsaan Malaysia, Bangi, MYS) ,  ISLAM Mohammad Tariqul (Kyushu Inst. of Technol., Kitakyushu, JPN) ,  KIBRIA Salehin (Universiti Kebangsaan Malaysia, Bangi, MYS) ,  CHO Mengu (Kyushu Inst. of Technol., Kitakyushu, JPN) ,  FARUQUE Mohammad Rashed Iqbal (Universiti Kebangsaan Malaysia, Bangi, MYS)
資料名： Applied Physics. A. Materials Science & Processing  (Applied Physics. A. Materials Science & Processing)
巻： 123  号： 1  ページ： 74,1-4  発行年： 2017年01月 
JST資料番号： D0256C  ISSN： 0947-8396  CODEN： APHYCC  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 近年,有害電磁場によって生ずる健康リスクに関する研究が進展している。無線機器からの電磁(EM)放射は人頭ファントムにおける比吸収率(SAR)を測定することで評価できる。ここでSARとは無線機器を用いている時に生体組織によって吸収されるEMパワーの量の尺度である。著者らは,アンテナ性能を損なわずにEM吸収のための印刷紙利用メタ材料構造を提案し,電磁シミュレータCST Microwave Studioを用いて解析した。無線機器の参照パワーは500mWに設定した。人頭ファントムは頭部等価液体とシエルからなっている。メタ材料アレイは誘電率3.87,厚さ0.177mmの油含浸紙から作製され,3×3アレイのサイズは21.5×17.40×0.177mmである。900MHzと1800MHzでピークSAR値はそれぞれ0.636W/kgと0.74W/kgであった。一方,メタ材料を用いない場合のSARは900MHZと1800MHzでそれぞれ0,552W/kgと0.695W/kgであった。提案した印刷メタ材料を用いることで電磁場の有害な作用から人体を守ることができることがわかった。

シソーラス用語： *アンテナ ,  *人工材料 ,  印刷用紙 ,  通信装置 ,  *電磁遮蔽 ,  *電磁波吸収 ,  吸収係数 ,  *電磁環境 ,  ヒト ,  ファントム ,  数値解析 ,  健康被害 ,  健康管理
準シソーラス用語： *メタ材料 ,  印刷紙 ,  *生体電磁環境 ,  比吸収率 ,  無線機器 ,  電磁シミュレーション

分類 (4件)： アンテナ  (ND06000M) ,  雑音一般  (ND04010J) ,  電磁気学一般  (BD01020N) ,  固体の表面構造一般  (BK15010E)

タイトルに関連する用語 (6件)： 無線 ,  モバイル ,  アンテナ ,  印刷用紙 ,  メタ材料 ,  EM