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J-GLOBAL ID：201702243182234546   整理番号：17A1561124

ネオアジュバント化学療法後の膀胱切除における残存癌患者の腫瘍学的転帰:病理学的ステージ整合解析【Powered by NICT】

Oncologic Outcomes for Patients with Residual Cancer at Cystectomy Following Neoadjuvant Chemotherapy: A Pathologic Stage-matched Analysis

著者 (12件)： Bhindi Bimal (Department of Urology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Frank Igor (Department of Urology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Mason Ross J. (Department of Urology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Tarrell Robert F. (Department of Biostatistics, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Thapa Prabin (Department of Biostatistics, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Cheville John C. (Department of Pathology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Costello Brian A. (Department of Medical Oncology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Pagliaro Lance C. (Department of Medical Oncology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Karnes R. Jeffrey (Department of Urology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Thompson R. Houston (Department of Urology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Tollefson Matthew K. (Department of Urology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA) ,  Boorjian Stephen A. (Department of Urology, Mayo Clinic, Rochester, MN, USA)
資料名： European Urology  (European Urology)
巻： 72  号： 5  ページ： 660-664  発行年： 2017年 
JST資料番号： A0910B  ISSN： 0302-2838  CODEN： EUURAV  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 根治的前立腺摘除術(RC)前のネオアジュバント化学療法(NAC)を受けるRC単独と比較して生存率を改善することが示されているが,この利点の駆動因子は手術時ypT0状態の患者に由来することを示唆した。一方,NAC後RCでぼうこうの残留尿路上皮癌(rUCB)の意義は明らかではない。は生存は,RCのみを受けたNACとステージをマッチさせた対照後RCでrUCB患者間で異なっていたかどうかを評価した。NAC+RC(n=180)を受けた患者は,pTおよびpN期,縁辺状況,及びRCの年に基づいてRC単独(n=324)を受けた対照と一致させた。5年無再発生存率(RFS; 90% vs 94%; p=1),癌特異的生存率(CSS; 82% vs 93%; p=0.4),および全生存(OS; 82% vs 82%; p=0.5)はypT0N0/pT0N0疾患(n=103)患者に対するNAC群と対照群間で有意差はなかった。逆に,RC(n=401)でrUCB患者のうち,NACを受けた患者は有意に悪い5年RFS(50% vs 63%; p=0.01),CSS(40% vs 59%; p=0.003),OS(33% vs 48%; p=0.02)を有していた。rUCB患者の多変量解析では,NAC受け取りは悪いRFS(ハザード比[HR]1.84;95%信頼区間[CI]1.28 2.66;P=0.001),CSS(HR 1.81, 95% CI 1.30 2.52; p<0.001),OS(HR 1.57, 95% CI 1.18 2.08; p=0.002)と独立に関連していた。限界は後向き観察設計のために選択バイアスの可能性を含んでいる。NACに完全寛解を達成した患者は優れた生存転帰を持つが,NAC後rUCBはRC単独を受けたステージをマッチさせた対照と比較して悪い予後を有していた。RC前NACからypT0状態を達成する患者予測に関する更なる研究を待っているが,新薬を用いたRC後の追加処理の役割を評価する臨床試験のためのこれらの患者を考慮した価値がある可能性がある。ぼうこうの外科的除去について,ネオアジュバント化学療法後の残存ぼうこう癌を持たない患者は優れた生存転帰を有していた。しかし,ネオアジュバント化学療法と手術後に残存する癌患者は手術を受ける単独患者と比較してより悪い結果を有していた。患者は癌の膀胱除去前のネオアジュバント化学療法から恩恵を受けるであろう予測に関する更なる研究を待っているが,これらの患者は,新薬を用いた手術後追加治療を考慮すべきである。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.【Powered by NICT】

シソーラス用語： 新薬 ,  *病理学 ,  臨床試験 ,  多変量解析 ,  生存率 ,  *患者 ,  *膀胱切除 ,  予測 ,  膀胱腫瘍 ,  *膀胱
準シソーラス用語： 完全寛解 ,  *転帰 ,  *癌患者 ,  *ネオアジュバント化学療法 , 【Automatic Indexing@JST】

著者キーワード (5件)： Cystectomy ,  ぼうこう腫瘍 ,  ネオアジュバント療法 ,  抗腫瘍薬 ,  シスプラチン

分類 (2件)： 女性生殖器と胎児の腫よう  (GS04000K) ,  腫ようの治療一般  (GE03031L)

タイトルに関連する用語 (10件)： ネオアジュバント化学療法 ,  膀胱切除 ,  残存 ,  癌患者 ,  腫瘍学 ,  転帰 ,  病理学 ,  ステージ ,  整合 ,  解析