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J-GLOBAL ID：201702243200519695   整理番号：17A0491987

熱的に活性化するペルオキソ硫酸塩システムにおける水溶液中のMDEAの分解

Degradation of MDEA in aqueous solution in the thermally activated persulfate system

著者 (4件)： LI Yong-Tao (Southwest Petroleum Univ., Chengdu, CHN) ,  YUE Dong (Southwest Petroleum Univ., Chengdu, CHN) ,  WANG Bing (Southwest Petroleum Univ., Chengdu, CHN) ,  REN Hong-Yang (Southwest Petroleum Univ., Chengdu, CHN)
資料名： Environmental Technology  (Environmental Technology)
巻： 38  号： 5-8  ページ： 730-736  発行年： 2017年03月 
JST資料番号： C0125B  ISSN： 0959-3330  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 加熱して活性化するペルオキソ硫酸塩システムでのメチルジエタノールアミン(MDEA)の分解反応を特性化した。このシステムでMDEAは擬一次反応モデルに従って分解された。~25.2mMのペルオキソ硫酸塩,20~100°Cでの分解反応を調べた結果ペルオキソ硫酸塩濃度及び温度依存的に分解率は向上することが分かった。またpH依存性を調べたところpH5~7ではpHの増加に伴い分解率が上昇しpH7以上では減少に転じた。分解反応を熱力学的に分析した結果反応は吸熱反応(ΔH>0)で自発反応(ΔG<0)であることが分かった。FTIR分光分析及びGC-MS分析から分解反応は酸化反応であり,MDEAのC-N結合を切断し有機酸,アルコールもしくはニトロ化合物を生成し最終的にはCO₂及びH₂Oにまで無機化すると推測した。以上の結果から加熱活性化型のペルオキソ硫酸塩システムはMDEAの分解に有効なシステムであるお結論した。

シソーラス用語： *ペルオキソ硫酸塩 ,  酸化 ,  分解反応 ,  活性化 ,  熱影響 ,  pH依存性 ,  温度依存性 ,  反応速度論 ,  物理化学 ,  吸熱反応 ,  化学反応 ,  ラジカル
準シソーラス用語： *酸化分解反応 ,  *熱活性化 ,  擬一次反応 ,  *化学熱力学 ,  自発反応 ,  *硫酸ラジカル

分類 (2件)： 下水,廃水の化学的処理  (SC03050W) ,  酸化,還元  (CF02060T)

物質索引 (1件)： メチルジエタノールアミン

タイトルに関連する用語 (5件)： 活性化 ,  ペルオキソ硫酸塩 ,  水溶液 ,  MDEA ,  分解